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急成長スタートアップはどんなSaaSを使ってる?:カケハシ編:あの企業が使うバックオフィスSaaS(1/3 ページ)
バックオフィス業務へのSaaSの導入が活発化している。外資系ベンダーだけでなく、国産ベンダーも市場に参入し、ユーザーは多くの選択肢の中から最適なものを選ぶ環境が整ってきた。こうしたSaaSを積極的に活用しているのは、しがらみの少ないスタートアップ企業だろう。今回は調剤薬局のDX化を進めるバーティカルSaaS企業、カケハシに聞いた。
バックオフィス業務へのSaaSの導入が活発化している。外資系ベンダーだけでなく、国産ベンダーも市場に参入し、ユーザーは多くの選択肢の中から最適なものを選ぶ環境が整ってきた。こうしたSaaSを積極的に活用しているのは、しがらみの少ないスタートアップ企業だろう。今回は調剤薬局のDX化を進めるバーティカルSaaS企業、カケハシに聞いた。
カケハシは薬歴管理システム「Musubi」を調剤薬局向けにSaaSで提供する企業だ。創業は2016年で、今年で6年目を迎えた。7月時点で社員数は264人。月間平均10人ペースで人員が増加している急成長企業だ。
調剤薬局の8割程度が電子薬歴システムを導入しているが、ほとんどがオンプレミス(インストール型)だ。SaaS型のMusubiは、複数店舗での情報共有が可能なことなどを強みに急成長している。患者さんへMusubiの画面を提示しながら服薬指導を行い、同時に薬歴を書くことができるといった特徴もある。
カケハシ導入SaaSの全体像
バックオフィス業務は人事9人を含む19人体制の同社。その業務の多くには、SaaSを導入している。全体像は次の通りだ。
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