正社員と非正社員で、収入面でどのようくらいの差があるのだろうか。15歳以上の男女に聞いたところ、正社員の男性は平均560.7万円、女性は同364.0万円に対し、非正社員の男性は同226.7万円、女性は同152.9万円であることが、マイナビの調査で分かった。
男女の収入差をみると、正社員で196.7万円、非正社員で73.8万円という結果に。企業規模別にみてもすべてにおいて女性が低く、従業員数100人以下で156.3万円、101〜300人で137.5万円、301人以上で220.7万円となり、301人以上の企業で賃金差が最も大きかった。
副業または兼業の実施率
副業または兼業をしている人は、どのくらいいるのだろうか。この質問に対し、「実施している」と答えたのは25.3%で、前年の調査(18.1%)と比べ大きく増加した。
職種別でみると「サービス職」(24.9%)が最も多く、次いで「事務従事者」(10.7%)、「記者、編集者、美術家、デザイナー」(8.6%)と続いた。「事務従事者」「記者、編集者、美術家、デザイナー」「IT関連技術者」では、昨年よりも3ポイント以上伸びている。
副業・兼業を実施している理由を聞いたところ、「生計維持のため」(41.2%)が最も高く、次いで「生計維持以外の、貯蓄や自由に使えるお金を確保するため」(37.4%)、「時間にゆとりがあるため」(22.2%)だった。
インターネットを使った調査で、15歳以上の男女1万4000人が回答した。調査期間は4月6〜11日。
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