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「乃が美」8店舗を“閉店”、加盟店がパン屋をオープン:継続が困難
高級「生」食パン専門店「乃が美」の加盟店(8店舗)を運営してきたMTKは、事業の継続が難しいと判断し、全店を閉店した。
高級「生」食パン専門店「乃が美」の加盟店(8店舗)を運営してきたMTK(東京都渋谷区)は、事業の継続が難しいと判断し、6月30日に5店舗を閉店、7月10日に残りの3店舗を閉店したことを明らかにした。
同社によると、乃が美ホールディングスと事業継続について長期間にわたり協議してきたが、継続を断念。加盟店を卒業することで、今後は新しい食パンをコンセプトにした「白食ぱん花水木」を順次オープンするという。
乃が美は「高級『生』食パン」をうたっているが、同社は「高級かどうかはお客さまが判断すること」として、新しく展開する「白食ぱん花水木」では「”高級”ではなく”価値のある”商品づくりに専念する」という。
「焼きたてを望むお客さまの声は少なくありません。ですが、焼きあがるタイミング、毎日の生産量、従業員の労働環境改善などのさまざまな要因から、必ずしも焼きたてをお約束することはできません。それでも少しでも長く焼きたてのおいしさをお届けしたいという想いから、『パンおいしいまま』というパン専用鮮度保持袋を『白食ぱん』『山食ぱん』には使用している」(同社)とのこと。
価格は、白食ぱん450円、ミニ100円、山食ぱん450円、ジャム食ぱん500円より。
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