「あおり運転」されないように工夫していること 3位「相手に譲る」、2位「ウィンカーは早めに出す」、1位は?:2000人超に調査(1/2 ページ)
チューリッヒ保険会社が「2022年あおり運転実態調査」を実施した。あおり運転をされた経験のあるドライバーはどのくらいいるのか? あおり運転をされないようにしている工夫なども聞いた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
あおり運転をされた経験のあるドライバーは51.3%――そんな結果が、チューリッヒ保険会社が実施した「2022年あおり運転実態調査」で分かった。
同社は「あおり運転をされた経験のあるドライバーは2018年の調査開始時(70.4%)以降、減少傾向にあります。また、近年の報道を受けて、77.0%のドライバーが、あおり運転を受けないよう注意して運転をしており、あおり運転に対する関心の高さがうかがえます」とコメントした。
あおり運転で受けた被害については、「自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」(75.0%)が最も多く、「車体を接近させて、幅寄せされた」(21.5%)、「必要のないハイビームをされた」(20.0%)と続いた。
あおり運転をされたときにとった対処法については、「道を譲った」(43.3%)と「何もしなかった」(37.0%)が特に多かった。3位以下は「他の道に逃げた」(14.5%)、「ドアや窓を完全にロックして閉めた」(11.0%)という結果に。
交通心理学などが専門で、九州大学大学院システム情報科学研究院の志堂寺和則教授は「片側1車線の高速道路のように、道路状況によっては何もできないこともあると思います。その場合は、気持ちを落ち着けて避難できるところまで運転を続けてください」とコメントした。
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