京都駅前の地下街「ポルタ」、飲食店ゾーンをリニューアル:京都の雰囲気を表現
JR西日本京都SC開発(京都市)は、京都駅前地下街ポルタ西エリア飲食店ゾーンの改修が終了し、8月26日にリニューアルオープンすると発表した。
JR西日本京都SC開発(京都市)は、京都駅前地下街ポルタ西エリア飲食店ゾーンの改修が終了し、8月26日にリニューアルオープンすると発表した。
ポルタの西エリア飲食店ゾーンは、2014年3月のリニューアルから8年以上が経過しており、国内外からの観光客に人気の麺類など一部業種への偏りが見られたという。今回のリニューアルでは、リーズナブルでバラエティーに富んだメニューを用意し、観光客だけでなく地域住民やオフィスワーカーなどが普段使いしやすい飲食店ゾーンを目指す。
3月に先行オープンした第1期改装区画では、うどんや焼き鳥、お好み焼きなど手軽に食事やちょい飲みを楽しめる専門店をそろえた。今回の第2期改装区画では、居酒屋、バル業態以外にも鉄板・串焼きに海鮮、京料理など、ゆっくりと食事やお酒を味わえる店舗をオープンする。
新登場するのは、地魚や天然はまぐりなど三重の物産を取りそろえた「三喰撰酒 三重人」や、国産肉にこだわった「鉄板・串焼き SABRINA」、JA全農京都がプロデュースする「みのるダイニング」などの7店舗。ソースの二度づけ禁止しで知られる「串かつだるま」も京都初出店を果たす。
改装前から引き続き出店するのは、京都で初めての洋食屋である「グリルキャピタル東洋亭」に、「京料理 萬重 小庵」、本格江戸前天ぷらをリーズナブルに提供する「ハゲ天」や、スパゲティ専門店「洋麺屋五右衛門」、食事やアルコールメニューを強化した「Sir Thomas LIPTON」の5店舗。
今回のリニューアルでは、ポルタ西エリア飲食店ゾーンを「京の町並み」「京の邸宅」「京のお庭」の3つのイメージで構成する。第1期改装区画では「京の町並み」をイメージし、軒が連なる京都の小さな路地を表現した。
第2期改装区画の西通りから西側のゾーンは「京の邸宅」、西通りそのものは「京のお庭」をイメージし、京都の町の縮景をテーマにした日本庭園を表現した。西通りには鴨川を表す天然石を敷き、付近にはベンチを設置するという。
オープニングキャンペーンとして、開業記念特別メニューやスタンプラリー、交通系ICカードタッチキャンペーンなどを開催する。
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