ニュース
日産「エクストレイル」発表 全車e-POWER、VCターボ、e-4ORCEの全部入り(2/2 ページ)
日産自動車は7月20日、SUV「エクストレイル」の新型を発表した。価格は412万9400円から。7月25日から発売する。エンジンで発電した電力を使い、モーターで走行するe-POWERを全車で採用。一般的な内燃機関(ICE)モデルは用意しない。
日産の”ザ・SUV”
各社にとってSUVは主力商品だ。「国内市場でSUVは2割に達し、ますます人気が高まっている」と星野氏。もともとは「タフギア」をコンセプトに、アウトドアユーザーに訴求する車種だったエクストレイルだが、近年は価格上昇とともに、上質さが求められるようになったという。
「e-POWERだけにするのか、ICE(内燃機関)も入れるのかは議論になった。エクストレイルは、電動化から運転支援技術まで全部乗せて、日産の”ザ・SUV”というクルマにしたい」(星野氏)
関連記事
- 日産SAKURAは軽自動車のゲームチェンジャーになり得るか?
日産自動車が、以前から予告していた軽BEVの「SAKURA」を発表した。5月20日の会見で、日産の星野朝子副社長は「軽の常識を変えるゲームチェンジャー」とSAKURAを評した。 - 新生日産が目指す道とは 電動化への“野望”を読み解く
日産は今、再生の道を歩んでいます。日産代表取締役会長カルロス・ゴーン氏が逮捕され、日産は、すべてが変わりました。その直後のコロナ禍を経て、4か年計画「NISSAN NEXT」を発表。さらに新たな長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表しました。 - 日産SAKURAに補助金100万円? 期待の軽BEVを潰す、無策な補助金行政
日産「SAKURA」と三菱自動車の「eKクロスEV」は、両社の合弁で設立された「NMKV」で設計された双子のクルマだ。今もっとも期待される軽BEV(バッテリー電気自動車)であり、すでに予約注文が殺到している。 - 緊急回避の9割カバー 日産、LiDAR使った自動回避システム全車搭載へ
日産は4月25日、自動緊急回避システムの実車デモ走行映像を報道陣に公開した。前走車の事故や歩行者の飛び出しなどの緊急事態が発生しても、ハンドルとブレーキを自動的に操作して回避を行う。2020年代半ばに市販車に導入し、30年までにほぼすべての新型車に搭載する予定だ。 - 日産、全固体電池EVを28年販売 充電時間3分の1に
日産自動車は11月29日、長期ビジョン「アンビション2030」を発表し、次世代バッテリーである全固体電池を使った電気自動車(EVを投入)を2028年に市販する計画を明らかにした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.