三菱電機が提案する「エアコンのお得な使い方」とは?:フィルター清掃はしている?(1/2 ページ)
暑さが本格化しているこの時期、適切なエアコンの利用が求められているが、大手電力会社で電気代の値上がりが続いている。そんな中、エアコンブランド「霧ヶ峰」を展開する三菱電機が、エアコンの節電のコツを提案している。
暑さが本格化しているこの時期は、熱中症対策の一環として適切なエアコンの利用が求められている。しかし、7月の電気代は比較できる過去5年間で最も高い水準となるなど、大手電力会社で電気代の値上がりが続いている。三菱電機のエアコンブランド「霧ヶ峰」が調査したところ、今年の夏、エアコンを使用するにあたって「電気代の値上がりが気になる」と回答した人は9割を越えることが判明した。
多くの人がエアコン使用時の電気代を気にしている一方、「エアコンの電気代を抑えるために工夫していない」とした人は、「今後しようと思う」「しようと思わない」を合わせると7割を超える結果に。多くの人がまだ対策を取っていないと見受けられる結果となった。
また、「フィルターが汚れているとエアコンの電気料金が悪化することを知っていますか」という質問に対し、「知っている」と回答した人は88.7%と、多くの方が認知しているものの、メーカー推奨である「2週間に一回以上フィルターを掃除している」人はわずか8.1%で、エアコンの掃除は頻繁にできていないことが分かった。
フィルターの掃除頻度があがらない理由として最も多いのは「頻繁に行うのは面倒」(73.4%)だった。その他では「どのくらいの頻度でフィルター掃除を行えばよいか分からない」(24.1%)、「専門業者に頼むのはお金がもったいないと感じる」(22.9%)などの回答も見られた。
同社によると、エアコンのフィルターが汚れていると、エアコンから排出する空気の清潔性が損なわれたり、風量が低下する原因になったりするだけではなく、消費電力の悪化にも繋がるという。
同社の実験によると、フィルターを約半年間(1日8時間の使用を想定)手入れしなかった場合、新品の状態のフィルターを使用している場合と比較して、消費電力が約12%も悪化することが判明している。
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