泊まれる人気の「スーパー銭湯」 2位「山梨・より道の湯」、1位は?:全国8000施設から選出
ニフティライフスタイルは、全国の宿泊予約可能な温泉・温浴施設から「泊まれる温泉・スーパー銭湯ランキング」を発表。1位は千葉県の「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」が選ばれた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
温泉、スパの総合情報メディア「ニフティ温泉」を運営するニフティライフスタイル(東京都新宿区)は、全国の宿泊予約可能な約8000の温泉・温浴施設から、宿泊プランの予約ボタンの押下数を指標とした「泊まれる温泉・スーパー銭湯ランキング」を発表した。その結果、1位は千葉県の「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」が選ばれた。
2位は山梨県の「山梨泊まれる温泉 より道の湯」、3位は千葉県の「大江戸温泉物語 浦安万華郷」、4位は神奈川県の「箱根湯本温泉 天成園」、5位は兵庫県の「御幸荘花結び」となった。
1位は「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」
1位の「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」(千葉県浦安市)は、東京ディズニーリゾートがある「舞浜リゾートエリア」で唯一の源泉かけ流し温泉があるスパ併設型のホテル。日本4大希少泉質の天然温泉や、本格サウナ・岩盤浴・寝湯・洞窟風呂など23種類もの温浴設備を有するスパエリアが人気を博す。
とりわけ岩盤浴衣着用で男女一緒に利用できる「ビューサウナ」は、舞浜リゾートの絶景が一望できるため口コミでも高く評価されている。舞浜駅への無料送迎バスもあるため、東京ディズニーリゾートへのアクセスもしやすいところも重視された。
利用した人からは、「広々としていて、くつろげる空間。食事の種類も多く、毎回和洋中から選べて飽きない近場のリゾート」「小さな子ども連れのファミリーから若者、高齢者、全ての年齢層が自然に過ごせている」などの声が聞かれた。
2位は「山梨泊まれる温泉 より道の湯」
2位の「山梨泊まれる温泉 より道の湯」(山梨県都留市)は、仕事の帰りやゴルフ、レジャーなどの帰りに「より道」して温泉を楽しむ、というコンセプトで、天然温泉が楽しめる温泉施設。ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉(低張性アルカリ性低温泉)の天然温泉や炭酸泉、女性が使える蒸気浴やドライサウナなども用意。風呂上がりに親子で楽しめる室内芝生エリアなどの施設や、部屋によっては露天風呂付き客室も用意している。
3位は「大江戸温泉物語 浦安万華郷」
3位の「大江戸温泉物語 浦安万華郷」(千葉県浦安市)は、天然温泉やエステなども体験できる入浴施設で、水着で入れる露天風呂エリア「スパニワ」がカップルや家族に人気を博す。ユニークなお湯がそろう内風呂もあり、風呂以外にも遊び処や占い・お土産処、ソファやハンモックでくつろぎながらマンガを読めるリラックススペースやゲームコーナーも併設している。
4位は「箱根湯本温泉 天成園」(神奈川県箱根町)、5位は「御幸荘花結び」(神戸市北区)と続いた。
ニフティ温泉編集長の川名結有氏は、「今回上位にランクインしたのはすべて日帰り利用もOKな温浴エリアに力をいれている施設。温泉、サウナ、岩盤浴などが1日楽しめ、宿泊施設への滞在が旅のメインイベントにもなりえるような施設の人気がうかがえるランキング結果となった」とコメントした。
調査は「ニフティ温泉」に掲載施設のうち、宿泊予約可能な温泉・温浴施設8008件(2022年6月30日時点)の中から宿泊プランの予約ボタンの押下数をもとに集計した(総押下数1万件以上)。期間は6月1〜30日。
関連記事
- ブランド失墜――セサミの人気キャラ「黒人の少女を拒否」 誤った対応、経営リスク招く恐れも
米国の人気子ども番組「セサミストリート」をテーマにした遊園地で、黒人の女の子2人をキャラクターが拒否して通り過ぎたように見える動画がSNSに投稿され「人種差別ではないか」との批判が集まっている。遊園地側は「誤解を招いた」として謝罪した。 - 「父の敵討ち」――魚に紫外線あてアニサキス検出 大手スーパーも導入する板金加工メーカーの技術とは?
サバやアジなどに寄生するアニサキスによる食中毒被害が後を絶たない。そんな中、和歌山県紀の川市の板金加工メーカー、エムテックが、魚の切り身に紫外線を当ててアニサキスを検出するハンディ型装置を開発した。 - 悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。 - 刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。 - KDDI高橋社長の緊急会見 「賞賛」と「炎上」の分かれ道はどこにあったのか
大規模な通信障害を起こした通信大手のKDDI。総務省に早期の情報公開を促されて記者会見を開くなど、初動の遅れに批判が集まった一方で、会見で見せた高橋誠社長の説明にはネットユーザーを中心に評価の声が上がる。KDDIの緊急会見から、企業が教訓として学べることは何なのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.