熊本・阿蘇に1日5組限定の「楽天ヴィラ」開業 特徴は?:ペットフレンドリールームも
楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは、熊本県阿蘇郡に1日5組限定の宿泊施設「Rakuten STAY VILLA 阿蘇黒川」をオープンする。予約開始は7月22日、宿泊受け入れは7月28日。
楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAYは、熊本県南小国町に1日5組限定の宿泊施設「Rakuten STAY VILLA 阿蘇黒川」をオープンする。7月22日から予約受付を開始しており、宿泊受け入れは7月28日からとなる。
「Rakuten STAY VILLA 阿蘇黒川」は、標高約800メートル地点の緑豊かな山腹に立つ、全5棟の独立型ヴィラ。「森と融け合う時間」をコンセプトにした本施設は、リビング、ダイニング、ベッドルームが全て広い窓に面しており、明るく開放感のある室内から森林ビューを楽しめる。宿泊料金は2万5000円からに設定している。
無垢材でできた天井をはじめ、床や壁などにも天然の木材を取り入れ、客室内でも木のぬくもりが感じられる。一室当たりの専有面積はウッドデッキを含めて110平米以上となっており、最大6名まで宿泊できる。
全棟に設けた石造りの浴室では、窓の外に広がる森林を眺めながら天然温泉を源泉かけ流しで楽しめる。プライベートサウナも完備しており、外気浴の際には約30平米のウッドデッキでデッキチェアに寝ころんで、森林浴をしながら「ととのう」時間を堪能できる。
ウッドデッキには「Rakuten STAY」初のファイヤーピットが設けられており、BBQ用ホットプレートを利用したグランピング気分も楽しめる。さらにデスクやWi-Fi、キッチン、洗濯乾燥機も完備しており、ワーケーションや長期滞在も可能だ。
全5棟のうち1棟は、専用ドックランを備えたペットフレンドリールームにしている。大型犬2頭まで宿泊可能でペット用のゲージやフードボウル、トイレシートなどのペット用アメニティも取りそろえている。
「Rakuten STAY」は、民泊や簡易宿所の運営を希望する法人・個人の不動産オーナーに対して、楽天が「Rakuten STAY」ブランドを貸与し、導入のコンサルティングから施工、清掃などの運用まで、委託会社の協力を得て一括して運用代行を行うサービス。民泊を利用したことがない人も安心して利用できる環境を整え、宿泊・民泊市場全体の拡大を目指しており、全国に約40施設を展開している。
関連記事
- 岡山・真庭に「星空リゾート」8月開業 限定5棟の特徴は?
ブッキングリゾートが運営するリゾートグランピングドットコムは、枡口工事(岡山県倉敷市)が同県真庭市に開業する全5棟のグランピング施設「星空リゾートHIRUZEN」の予約受付を開始した。グランドオープンは8月。 - 「父の敵討ち」――魚に紫外線あてアニサキス検出 大手スーパーも導入する板金加工メーカーの技術とは?
サバやアジなどに寄生するアニサキスによる食中毒被害が後を絶たない。そんな中、和歌山県紀の川市の板金加工メーカー、エムテックが、魚の切り身に紫外線を当ててアニサキスを検出するハンディ型装置を開発した。 - ブランド失墜――セサミの人気キャラ「黒人の少女を拒否」 誤った対応、経営リスク招く恐れも
米国の人気子ども番組「セサミストリート」をテーマにした遊園地で、黒人の女の子2人をキャラクターが拒否して通り過ぎたように見える動画がSNSに投稿され「人種差別ではないか」との批判が集まっている。遊園地側は「誤解を招いた」として謝罪した。 - 悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。 - 刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.