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DAZN、サッカー仏リーグアン独占配信へ 南野・伊東など日本人4選手プレー:ユーザー流出に歯止め(2/2 ページ)
DAZNが、サッカーのフランス1部リーグ「リーグアン」の放映権を獲得したと発表した。8月6日の開幕戦から独占配信する。リーグアンでは、2022-23シーズンから日本代表の南野拓実選手(モナコ)、伊東純也選手(ランス)など4選手がプレーしている。
南野・伊東が仏移籍 川島やオナイウもプレー
日本人では南野・伊東両選手に加え、川島永嗣選手(ストラスブール)、オナイウ阿道選手(トゥールーズ)もプレーする。8月6日の開幕戦ではモナコとストラスブールの日本人所属クラブ同士の対戦が決まっている。
DAZNはこれまで保有していたEPLの独占放映権を喪失。新たに韓国ECLAT MEDIA GROUPが手掛ける動画配信サービス「SPOTV NOW」が今後3シーズン、日韓両国で独占配信すること決定している。
7月にはサイバーエージェントに放映権の一部を「サブライセンス」として売却し、「ABEMA」でも冨安健洋選手(アーセナル)の出場試合など114試合の配信が決まった。
DAZNは今後もSPOTV NOW側との協議を続ける方針を示しているものの、新シーズン開幕が約1週間後に迫っており、DAZNでのEPL配信は絶望的となっている。
DAZNが1月に発表した「ライブコンテンツ視聴ランキング2021」では、視聴者数トップ10のうち、3コンテンツがEPLの試合となっており、DAZNにとってEPLは目玉コンテンツの一つ。放映権喪失に伴う解約数増加が懸念されていたが、日本代表の主力選手がプレーするリーグの独占放映権を新たに取得することで、ユーザー流出に歯止めをかけたい形だ。
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