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東京海上、丸の内の本社を建て替え 高さ100メートルの「木」のビルに:林業の活性化を促す
東京海上は丸の内の本社を建て替える。木の使用量が世界最大規模となる高さ100メートルの「木の本店ビル」として訴求。木材の利用を促進することで、林業の活性化を促していく。
東京海上ホールディングスは、東京・丸の内にある東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザインを発表した。木の使用量が世界最大規模となる高さ100メートルの「木の本店ビル」として訴求。木材の利用を促進することで、環境重視の姿勢をアピールする。
構造部材である柱、床に国産木材を使用した。木材は、成長の過程でCO2を吸収・貯蔵する機能を持ち、建築時のCO2排出量を3割程度削減するという。
柱、床にふんだんに木材を利用するほか、屋上には緑豊かな庭園を設置する計画だ。庭園とエントランスの中央やビルの周囲には樹木を植え、訪れる人が季節の移ろいや自然のぬくもりを感じられる空間を形作っていく。
10月に解体着工、2024年12月に建築着工し、28年度中の竣工を目指している。
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