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「PayPay資産運用」開始 PayPay残高で投資が可能に
PayPay証券とPayPayは8月2日、PayPay残高を使い、PayPayアプリ内で有価証券の売買が行える「PayPay資産運用」の提供を開始した。
PayPay証券とPayPayは8月2日、PayPay残高を使い、PayPayアプリ内で有価証券の売買が行える「PayPay資産運用」の提供を開始した。
PayPay内およびPayPay資産運用サービス内で本人確認を行うだけで利用できる。PayPay内の残高である「PayPayマネー」で有価証券が売買でき、100円から取引が可能。投資先の有価証券は米ETFに基づく下記6種類を用意した。
- SPDR S&P500 ETF
- DIREXION S&P500 3X
- インベスコQQQ
- SPDRゴールド・シェア
- iシェアーズ 米国短期国債
- iシェアーズ MSCI米国ESGセレクト
これまでPayPayポイントで擬似運用体験ができる「ポイント運用」を提供しており、3月時点で600万人が利用している。こちらのサービスを拡張し、実際のお金で資産運用ができるようにしたものと位置付けられる。
PayPayアプリ内で取引できるが、実態としてはPayPay証券がサービスを提供しており、PayPayは金融商品仲介業者としてユーザーの誘導を担う形だ。
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