大阪王将、「2022年度衛生監査の結果」を公表 3店舗がD評価で再監査:抜き打ち監査を実施へ
仙台市にある中華料理チェーン店「大阪王将 仙台中田店」で、「ナメクジが発生している」などとSNS上に書き込まれ炎上した件を受けて、大阪王将は8月2日、「2022年度衛生監査の結果」を公式Webサイトで公表した。
仙台市にある中華料理チェーン店「大阪王将 仙台中田店」で、「ナメクジが発生している」などとSNS上に書き込まれ炎上した件を受けて、大阪王将は8月2日、「2022年度衛生監査の結果」を公式Webサイトで公表した。
同社は、外部機関による衛生監査を年1回実施。評価項目は、清浄度検査(ATP検査:包丁・まな板・冷蔵庫取っ手・調理台・手指などの菌数検査)、食材の管理検査(食材の温度管理)、5S検査(厨房、ホールの清掃検査)、個人衛生検査(スタッフの身だしなみ、体調管理など)の4項目で、A〜Dまでの4段階で評価する。
合格点は70点以上(C評価)で、Dランクの店舗は、衛生講習会を開催し、外部清掃業者の清掃作業を実施して、Bランクになるまで再監査を繰り返す。
22年度の衛生監査は、5月11日〜7月20日に休業中・改装中の店舗を除く351店舗を対象に実施。3店舗がDランク判定を受けたものの、この3店舗の再監査は8月1日までに終了したという。この3店舗に仙台中田店が該当したかどうかは公表されていない。
今後の衛生監査について、同社は、22年度内中に全店舗に対して外部機関による抜き打ちでの衛生監査を実施。その上で年1回の抜き打ち衛生監査を通例する。また、19年10月〜22年6月まで同店舗の外でネコを飼育していたことが判明したことを受け、次回の衛生監査より、店舗屋外も衛生監査対象にするとしている。
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