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地方移住したいけど、これが不安──2位は金銭面、1位は?(3/3 ページ)
ニュートラルワークスは「コロナ禍における地方への移住に関する動向調査」を行った。移住検討者が、移住の際に障壁になると感じたこと1位は「人間関係への不安」だった。
移住を検討する際に参考にしたものは?
移住を検討する際に参考にしたものを聞いた。1位は「物件情報サイト」で57.8%、2位は「自治体のホームページ」で47.8%、3位は「知人からの話」で23.9%だった。
住む物件だけでなく、自治体の取り組みなどを重視している人も多かった。自治体による移住支援は、移住者にとって大きな検討材料になりうるようだ。
同社の宮田和也氏(「移住したい」推進チーム)は、「今回の調査を受け、多くの自治体や移住支援事業者におけるサポート施策には、まだまだ大きな課題が残されていることが分かった。首都圏での人間関係は比較的希薄だと認識しているが、その環境で生活してきた人が地方ならではの密なコミュニティに飛び込むのは不安を感じる人もいる。実際、不安と答えた人が全体の約4割と多いことからも、『コミュニティー形成』に関する支援は、移住やその先の定住に向けた取り組みとして最も重要な支援の一つと言える」とコメントした。
調査は、直近3年以内に首都圏から地方へ移住をした・移住を検討した人を対象に、インターネットで行った。期間は7月14〜22日、有効回答数は180人。
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