約半数が睡眠に「課題アリ」 眠れない原因は何?:日本インフォメーション調べ(2/2 ページ)
日本インフォメーションは、睡眠に関する実態を把握するため調査を実施した。
「不眠の原因」は「ストレス」が最多
「不眠の原因」は、「ストレス」(52.2%)が全体で最も多く、続いて「生活習慣の乱れ」(38.4%)、「運動不足」(24.2%)が上位だった。
年代別では、「ストレス」は男性10代で64.9%、女性30代で60.4%と全体の数値よりも高い傾向にあった。また、「不安・抑うつ」は男性30代で26.8%、女性20代で33.3%となり、「うつ病などの精神疾患」 では男性30代で22.0%と目立つ結果に。
「生活習慣の乱れ」も若年層に多く、男性10代で54.1%、女性10・20代で50.8〜51.5%となった。女性20代は「運動不足」(34.8%)の回答も多かった。
日頃行っている睡眠対策を尋ねると、「特になし」(40.0%)が最多となり、「湯舟につかる」(23.2%)、「適度に体を動かす」(21.4%)と続いた。年代別の特徴では、男性10代で「適度に体を動かす」(32.3%)、「スマホを見ない」(13.5%)などの回答が全体より多い傾向として見られた。
今後行ってみたい対策も「特になし」(44.9%)が最も多い回答に。以降は「スマホを見ない」(17.0%)、「枕にこだわる」(14.9%)と続いた。
男性10代では、「寝つきを良くする効果がある飲料(ヤクルト1000など)を飲む」(24.0%)や、「枕にこだわる」(30.2%)などが全体の回答よりも高い傾向にあり、特に就寝前の摂取や睡眠環境の分野で幅広く、改善に積極的な姿勢がうかがえる結果となった。また女性10代も「スマホを見ない」(33.7%)や、「アウトバストリートメントにこだわる」(18.5%)などが全体よりも多くあがり、対策への意欲は高いことがうかがえた。
調査は5月18〜19日に、16〜59歳の男女を対象にインターネットで実施。サンプル数は975。
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