テレワークと出社、若手社員はどちらを志望する? 20代の250人に聞いた:「対面の価値」求める声も(1/2 ページ)
学情は、20代の社会人に「勤務スタイル」に関して調査を行った。転職活動で「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がるか聞いたところ、合わせて74.9%が「上がる」と答えた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
20代向け転職サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、20代の社会人約250人を対象に「勤務スタイル」に関して調査を行った。転職活動で「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がるか聞いたところ、74.9%が「志望度が上がる」と回答した。
内訳は、「志望度が上がる」が42.9%、「どちらかといえば志望度が上がる」が32.0%、「どちらとも言えない」が19.0%、「どちらかといえば志望度が下がる」が5.3%、「志望度が下がる」が0.8%だった。
志望度が上がる理由には「転勤がなく人生設計を立てやすい」「ライフステージに合わせて柔軟に働けると思う」「地方在住のままで首都圏の企業で働くことができたら嬉しい」などの声が挙がった。
「出社の機会がある」企業の志望度は?
「出社の機会がある」企業に関しても志望度を尋ねたところ、「志望度が上がる」と答えた割合は16.2%、「どちらかと言えば志望度が上がる」は32.4%で、合わせて48.6%となった。
理由は「リモートワークも取り入れたいものの、出社して対面で話すからこそ社内の信頼関係を築くことができると思う」「出社して、社員同士で顔を合わせる機会がある方が、会社の一員であると実感できると思う」などの声があった。
また「志望している業種・職種であれば出社の有無は重視しない」「出社の機会は必要だと思うものの、何のために出社するのかの目的が明確でないと出社の効果を得にくいと思う」といった意見もあった。
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