SUBARU、フォレスターに「STI Sport」グレードを追加設定 一部改良も実施:最上級グレード
SUBARUは8月25日、フォレスターに追加設定する「STI Sport」グレードを発表した。重心の高いSUVに専用チューニングを施し、スポーツセダンのような操縦安定性と乗り心地の良さを両立。また、「STI Sport」以外のグレードの一部改良も実施した。
SUBARUは8月25日、フォレスターに追加設定する「STI Sport」グレードを発表した。重心の高いSUVに専用チューニングを施し、スポーツセダンのような操縦安定性と乗り心地の良さを両立。また、「STI Sport」以外のグレードの一部改良も実施した。
STI Sportは、同社がこれまでモータースポーツなどで培ってきた走りの技術を基に、日常のドライブでのドライバーと自動車の一体感を目指し開発。「レヴォーグ」や「インプレッサスポーツ」などに設定されている最上級グレードだ。
フロントサスペンションには、乗り心地とスポーティな走りを両立するため、STIチューニング日立Astemo製SFRDフロントダンパーを採用。曲がるときなど車体に力が加わった際は、高い減衰力で車体の傾きを抑制しタイヤの接地性を向上。通常走行時は、低い減衰力で車両に伝わる微振動を軽減する。
外観デザインでは、艶のあるブラックパーツを使用し上質感とスポーティさを表現。アルミホイールにはスーパーブラックハイラスター塗装を施した。ボディーカラーは、クリスタルブラック・シリカ、マグネタイトグレー・メタリック、アイスシルバー・メタリック、クリスタルホワイト・パールの4色を展開する。
シートはボルドーとブラックのバイカラー。その他、インテリアにもブラックパーツを使用し、スポーティテイストを表現したという。
フォレスターは1997年に発売。2018年6月に発表した現行モデル(5代目)は、取り回しのよさと室内の広さを両立したデザインと使い勝手の良い装備を採用し、同社が最量販車種と位置付けるグローバル戦略車だ。
一部改良では、ライティングスイッチの操作性を見直した他、ボディーカラーのダークブルー・パールをサファイアブルー・パールへと変更した。
メーカー希望小売価格は363万円。
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