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福岡・天神「イムズ」跡地に複合ビル 2026年3月竣工新たなランドマーク(2/2 ページ)

三菱地所は、福岡市中央区天神一丁目で計画している「(仮称)天神 1-7 計画」の計画概要を発表した。

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シンボリックかつランドマーク性の高いデザインを目指す

 ビルのデザインでは、建物外装にMEC Industry(鹿児島県湧水町)が製造する九州産材のCLT(直交集成板)のパネルと植栽を有機的に配置し、都市と自然が調和した都市空間の形成を目指す。また、渡辺通りに面する敷地南西側の建物低層部には、V字柱と吹き抜け空間をつくり、シンボリックかつランドマーク性の高いデザインとする計画。

天神
MEC Industryにて製造したCLT(出所:プレスリリース)

 環境にも配慮しており、建物の使用電力を全て再生可能エネルギー由来とする。建物低層部には豊富な量の緑を植栽しベンチなどの休憩施設を設けることで、自然と共生した都市空間の創出や、ヒートアイランド現象の緩和に寄与する。

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完成イメージ(出所:プレスリリース)

 敷地南側には、渡辺通りとふれあい広場をつなぐ約500平方メートルの地上広場、天神地下街とつながる敷地西側には、約300平方メートルの地下広場を整備する。敷地北東側にもシンボリックな緑化柱を配した地上広場を整える。

 地上広場と地下広場を円滑につなぐ動線、周辺施設との地下接続通路、建物内地下貫通通路を整備することで、歩行者ネットワークの利便性や回遊性の向上を図る。

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地上広場イメージ(出所:プレスリリース)
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計画概要

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