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女性管理職は9.4% 多いのは「小売」、少ないのは?:依然として低水準
帝国データバンクの調査によると、管理職に占める女性の割合は9.4%と、前年から0.5ポイント増加。過去最高を更新したものの、依然として低水準が続いていることがうかがえた。
政府は「女性管理職30%」を目標を掲げているが、実態はどうなっているのだろうか。帝国データバンクの調査によると、管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は9.4%と、前年から0.5ポイント増加。過去最高を更新したものの、依然として低水準が続いていることがうかがえた。
女性管理職の割合を業界別でみると、「小売」(17.3%)がトップ。次いで「農・林・水産」(15.6%)、「不動産」(14.8%)、「サービス」(12.6%)が続いた。一方、「建設」(6.4%)、「運輸・倉庫」(6.9%)、「製造」(7.4%)、「卸売」(9.0%)は平均の9.4%を下回った。
規模別にみると、「小規模企業」が12.5%で最も多く、「中小企業」は9.9%、「大企業」は6.8%。規模が小さい企業ほど女性管理職割合が高いことがうかがえた。また、今後どのように変わるのかを聞いたところ、女性管理職の割合が「増加する」と答えたのは32.4%に対し、「変わらない」は42.9%だった。
調査期間は7月15〜31日で、1万1503社が回答した。
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