ライフコーポレーションは9月10日、「ライフ豊洲店」をオープンする。豊洲エリアは多くの小売店が展開しているが、新店舗を出店することで、地域一番店を目指すという。
豊洲は再開発が進んでいて、レジャー施設や商業施設などが多い。マンションの建設も多く、2040年までに人口が約15%増加すると見込まれている。こうした状況を受けて、ライフ豊洲店では、精肉などのジャンボパックや冷凍食品のほかに、簡単に調理できるミールキットなどを販売するという。
店舗は豊洲の立地を生かして、市場から鮮魚を仕入れ、対面販売を行う。店内の鉄板を使用して、パラパラに仕上げたチャーハンやだし巻玉子を販売するほか、店内でつくったサラダコーナー、対面で販売するチーズコーナー、ライフで最大規模の冷凍コーナーなども設置する。さらに、テラス席&イートインスペースを設けることで、来店客が一息つけるようにした。
同店は東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ線「豊洲」駅から約400メートルに位置していて、店舗から1キロメートル圏内は単身世帯比率が32.8%、2人世帯比率が29.8%と全体の6割が少人数世帯。3人以上のファミリー世帯は4割で、東京都内でもトップクラスとなっている。
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