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崎陽軒ファンの夢をかなえた? 「東西シウマイ食べ比べ」を開催:5万個のシウマイ
阪急阪神百貨店は9月14〜20日にかけて、崎陽軒ファンの夢をかなえた「東西シウマイ食べ比べ」を開催する。
阪急阪神百貨店(大阪市)は9月14〜20日にかけて、崎陽軒ファンの夢をかなえた「東西シウマイ食べ比べ」を開催する。崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」と、まねき食品の「関西シウマイ」を実演販売。粒換算すると、昔ながらのシウマイは2万1000個、関西シウマイは3万個(弁当250食を含む)を用意するという。
期間中、関西シウマイ(15個入)を620円(各日200個)、昔ながらのシウマイ(15個入)を620円(各日200個)でそれぞれ販売する。関西シウマイは弁当(961円)も発売するが、シウマイ弁当は発売しない。
関西シウマイは、崎陽軒が関西向けに開発。昔ながらのシウマイが、中華料理で用いられる干し貝柱を使っているのに対し、昆布や鰹節といった関西の出汁文化と融合させた関西限定の弁当になる。容器やパッケージのデザインなどはシウマイ弁当と似ているが、製造しているのは姫路に拠点を置く「まねき食品」だ。
崎陽軒は1908年、横浜駅で創業。28年に「シウマイ」を発売している。まねき食品は1889年、現在の姫路駅で二段式本格幕の内弁当を販売。2つの駅弁会社が、コロナ禍で大きな打撃を受けた駅弁業界を盛り上げようと、1年半の歳月をかけて関西シウマイ弁当を完成させた。
2021年11月、姫路駅などで販売し、22年3月から阪神梅田本店でも販売をスタート。毎日100食以上を販売していて、累計1万7000食を売り上げている。
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