新幹線VS飛行機、使うならどっち? シチュエーションごとに比較してみた:阪急交通社調べ
阪急交通社は、全国20代以上の男女に「新幹線と飛行機」についての調査を実施した。旅行、帰省、出張のシチュエーションで「新幹線」と「飛行機」どちらを使いたいか聞いたところ、どの項目も「新幹線」を使いたい割合が高かった。
阪急交通社(大阪市)は、「新幹線と飛行機」についてのアンケート調査を実施した。旅行、帰省、出張のシチュエーションで新幹線と飛行機のどちらを使いたいか聞いたところ、どのシチュエーションも新幹線派が多数となった。
新幹線は、「旅行」(45.8%)、「帰省」(46.1%)、「出張」(44.1%)となった。飛行機を選ぶ割合が一番高かったのは「旅行」(30.9%)で、逆に一番低いのは「帰省」(22.4%)だった。
年代別では、年齢が上がるほど新幹線を選ぶ割合が高い傾向が見られた。一番顕著だったのは旅行で、60歳以上は新幹線が54.5%と半数以上だったのに対し、20〜29歳は新幹線(36.9%)、飛行機(39.8%)と飛行機が新幹線を上回った。
「楽しさ」「快適さ」「料金」「移動時間」の項目別に、新幹線と飛行機のどちらがいいか聞いた。「移動時間」については飛行機(46.2%)が約半数を占めたが、それ以外はどれも新幹線の方が多かった。「料金」については、「どちらともいえない」が32.1%と、高い割合を示した。
新幹線と飛行機を選んだ理由を具体的に聞いたところ、新幹線は、「乗車してすぐにお弁当や飲み物をゆったり楽しめる」という回答が多かった。一方で飛行機は、「新幹線よりワクワク感があるので、旅行なら飛行機に乗りたい」「飛行機は非日常の最たる乗り物だから」など、非日常感を楽しみとして捉えている人が多い傾向が見られた。
また、乗り物の移動スピードは飛行機が圧倒的に早いものの、出発地や目的地の場所により、それ以外の移動手段を含める移動時間になると変わってくるという声もあった。「飛行機が好きで乗りたいものの、家から飛行場へのアクセスが悪く、飛行場に行くまでの時間がずっと長い」という意見も聞かれた。
調査は、20代以上の男女を対象にインターネットで行った。調査期間は4月14〜19日、有効回答数は561人。
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