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7カ月で3000台! 無名ブランドの「ピザ窯」が、なぜ売れているのか:外はカリ、中はフワ(1/5 ページ)
2021年に創業したENRO(エンロ)はアウトドア用ピザ窯「窯焼名人」を発売し、約7カ月で3000台が売れた。同商品の価格は3万円を超えるので、決して「安い」とはいえない。実績がない新ブランドの商品なのに、なぜ消費者にウケているのか。
2021年11月に和歌山で創業したENRO(エンロ)は、同年12月にアウトドア用ピザ窯「窯焼名人」の販売をスタート、約7カ月で販売台数が3000台を突破した。
その特徴は、アウトドアシーンで本格的なピザを焼けること。20分ほどで窯内の温度が400度以上に達し、高温で60〜90秒の短時間で焼くことから、外側はカリカリ、内側はふっくらとしたピザに仕上がるという。
3万4980円(発売当時の価格、8月1日から3万6980円に値上げしている)と高価格帯、かつ実績がない新ブランドの製品が、なぜ自社サイトのみで3000台も売れているのか。エンロのマーケティングマネージャー、伊藤佳也氏に販売戦略と反響を聞くとともに、「窯焼名人」でピザを焼いた筆者の体験談もお届けする。
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