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ジブリパーク、「ジブリの大倉庫」最新ビジュアルを公開 カフェやショップも開園まで1カ月半(1/3 ページ)

スタジオジブリの世界を表現した「ジブリパーク」(愛知県長久手市)のオープンが11月1日に迫る中、同パークは9月15日、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」の最新情報を公開した。スタジオジブリ制作の短編アニメーションを流す「映像展示室」や、体験型の「企画展示室」、オリジナルグッズをそろえた「ショップ」や「カフェ」などが入るという。

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 スタジオジブリの世界を表現した「ジブリパーク」(愛知県長久手市)のオープンが11月1日に迫る中、同パークは9月15日、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」の最新情報を公開した。スタジオジブリ制作の短編アニメーションを流す「映像展示室」や、体験型の「企画展示室」、オリジナルグッズをそろえた「ショップ」や「カフェ」などが入るという。


メインエリア「ジブリの大倉庫」の「中央階段」(C)Studio Ghibli

 『耳をすませば』の世界観を表現した「青春の丘」や、『となりのトトロ』のサツキとメイの家などがある「どんどこ森」。これら2つのエリアと合わせ、11月1日に第1期としてオープンする「ジブリの大倉庫」は、ジブリ作品の魅力を1カ所に凝縮させた“ジブリの大博覧会”さながらのエリアとなっているという。


陰からこっそりこちらをのぞく「ネコバスルーム」の小トトロと中トトロ

 「ジブリの大倉庫」の見どころは、「映像展示室」と「企画展示室」、それに「ショップやカフェ」と大きく3つあるほか、作品をモチーフとしたさまざまなモニュメントが並ぶ。

見どころ1:短編アニメが見られる映像展示室「オリヲン座」

 オリヲン座は席数約170の映像展示室だ。東京都三鷹市の「三鷹の森ジブリ美術館」でのみ上映しているスタジオジブリ制作の短編アニメーション『毛虫のボロ』や『めいとこねこバス』など全10作品を順次上映する。開園時の上映作品は『くじらとり』だという。


短編アニメーションを上映する映像展示室「オリヲン座」

見どころ2:ジブリキャラになりきれる体験型「企画展示室」

 企画展示室には3つの企画展を用意した。1つは「ジブリのなりきり名場面展」。ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入りこめる体験型の展示で、13作品14コーナーを用意した。『千と千尋の神隠し』では、海上を走る電車に乗ってカオナシの横に腰を掛け、千尋になりきることができる。


カオナシの横に腰を掛け千尋になりきることができる「ジブリのなりきり名場面展」

 2つ目は、三鷹の森ジブリ美術館で開催し好評を博した企画展示「食べるを描く。」の増補改訂版展示。ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか、その秘密をひも解く展示で、新たに『千と千尋の神隠し』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』の3作品の資料を追加し、コクリコ荘の台所も再現した。


ジブリ作品の食べ物がおいしそうに見える秘密をひも解く展示(2017年三鷹の森ジブリ美術館企画展示「食べるを描く。」より)

 3つ目の「ジブリがいっぱい展」では、世界中から集めたジブリ作品のポスターや、映像・音楽パッケージ、書籍などを一堂に展示する。各国の国柄が表れたタイトルやデザイン、ビジュアルを並べる。

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