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旧帝大早慶の学生が「働きたい会社」は? 人気ランキングを見る:就活生に聞く(1/2 ページ)
就職活動を実施している最上位校の学生は、どの会社で働きたいと思っているのだろうか。調査結果を見ると……。
HR事業を展開している「リーディングマーク」(東京都港区)は、「2024年卒 就職人気企業ランキング」を発表した。22年5〜6月に就職活動を実施している最上位校の学生に聞いたところ、昨年に引き続き1位は「三菱商事」であることが分かった。
(※)最上位校:東京大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の大学生、大学院生
2位は「伊藤忠商事」(昨年2位)、3位は「野村総合研究所」(3位)という結果に。以下「三井物産」(5位)、「アクセンチュア」(11位)、「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」(16位)、「PwCコンサルティング」(13位)、「P&Gジャパン」(8位)、「ソニーグループ」(17位)、「サントリーホールディングス」(6位)と続いた。
ランキングを見ると、コンサルやIT業界の人気が上昇していることがうかがえた。PwCコンサルティング(13位→7位)、グーグル(46位→32位)、ヤフー(150位→83位)、NTT東日本(150位→88位)など。
「デジタル化の流れの中での社会的注目が高まり、報酬、待遇、勤務地など柔軟性ある制度をとっている会社が多いことが要因として考えられる。一方で、コロナ禍が影響してか、食品、消費財、不動産業界の人気は低下傾向がみられた」(リーディングマーク)
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