沖縄県の「住みここち」ランキング 3位「豊見城市」、2位「北中城村」、1位は?(1/2 ページ)
大東建託は、沖縄県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」、「住みたい街ランキング」の1位はどこの街か、その理由は何か聞いた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
大東建託は、沖縄県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を実施し、その結果を発表した。「住みここちランキング」1位には、4年連続で1位だった「北谷町」が選ばれた。
アメリカンビレッジが人気の「北谷町」
4年連続で1位の「北谷町」(ちゃたんちょう)は、沖縄本島中部西海岸に位置している。返還された米軍基地跡地に開発された美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジが若者に人気で、周辺には大規模なショッピングセンターが多くあり、利便性が高い街だ。国道58号や県道23号線などの主要幹線道路が通っており、高速道路へのアクセスも良好である。
居住者からは「町役場の対応も良く、地域も公園や緑も多く美化緑化に努めているのが分かる。幹線道路へのアクセスも多少の渋滞はあるが非常に便利。観光施設地域、住宅地の区分きちんとされ暮らしやすい」「高台にあり津波や大雨などの被害の心配がなく、近くに商業施設があり便利。近くに小中高校があり、中学生までは医療料無料などの制度で子育てもしやすい」といった声が寄せられた。
2位には前年4位の「北中城村」(きたなかぐすくそん)が入った。日本で最も人口密度が高く、全国で5番目に人口の多い村で、女性の平均寿命日本一と女性が元気な健康長寿村である。世界遺産「中城城跡」や国指定重要文化財「中村家住宅」など、文化財が各地に残っている。気候は1年を通し温暖で、なだらかな山々が連なる土地は中城湾にも面し、豊かな自然が広がっている。
3位は2年連続で「豊見城市」(とみぐすくし)だった。沖縄本島南部の西海岸に位置し、那覇市に隣接しているためベッドタウンとして住宅開発が進められた街である。大型ショッピングセンターや病院など生活に必要な施設が揃っており、県内最大級の人工ビーチや沖縄県内初のアウトレットモールなどもあり、観光客にも人気がある。市区別の年少人口比率が全国一となり、子どもが多い希望あふれるまちとして、将来性が期待されている。
4位は「中城村」(なかぐすくそん)、5位は「南風原町」(はえばるちょう)だった。
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