『鎌倉殿の13人』の視聴者注目度 第36回「武士の鑑」で最も注目された場面は?(2/2 ページ)
『鎌倉殿の13人』の視聴注目度を分析。9月18日に放送された第36回「武士の鑑」では、義時が時政に「しばらくおとなしくしてもらう」と凄(すご)むシーンが最も注目されていた。
二番目に注目度が高かったシーン
二番目に注目度が高かったのは午後8時26〜27分で、義時と重忠の一騎打ちのシーンだった。重忠は馬乗りになって義時を殴り、叫び声を上げながら剣を振り下ろす。その剣を義時の顔の真横にある地面に突き刺し、重忠は笑みを浮かべて立ち上がり、義時は口を震わせているシーンまでが注目され、注目度は80.7%だった。
一番注目度が低かったのは、午後8時04〜05分の重忠がちえ(福田愛依)の頬を触って「行って参る」と覚悟を決めたように出発するシーンだった。重要なシーンだったが、注目度は63.3%だった。
二番目に注目度が低かったのは、8時00分。時政が、三浦兄弟、義盛、稲毛重成に畠山一族を滅ぼすと伝えると、義村は従うものの義盛は困惑した様子を見せたシーンで、注目度は66.9%だった。TVISION INSIGHTSは「重要な話をしているシーンではありましたが、番組開始直後のため注目が集まらなかったものと考えられます」コメントしている。
SNSでは義時と重忠の一騎打ちのシーンに対し、「すげぇ胸熱な一騎打ち」「最高の殴り合い」といったコメントが集まった。また、このシーンの直後に重忠の死が明かされると、「大志くん、本当に素晴らしい畠山重忠をありがとう! 涙が止まりません」と称賛する声が多く「畠山重忠ロス」が広まった。
NHKは9月22日、同ドラマの最終回(15分拡大版、紀行を含む)放送が12月18日、全話数は48回に決まったと発表している。「大河最高傑作」との呼び声も高い同ドラマは、オンエア中から21話連続でTwitterの世界トレンド1位になっていて、今後の展開に注目だ。
関連記事
- 『鎌倉殿の13人』、第19回「果たせぬ凱旋」で最も注目された場面は? 視聴者注目度を分析
1月に始まった三谷幸喜脚本(以下、敬称略)・小栗旬主演の『鎌倉殿の13人』の視聴注目度を分析した。5月15日に放送された第19回「果たせぬ凱旋」では、視聴者が注目したシーンとして、源義経と源行家が言い争う場面が挙げられた。 - HYDEが心酔した画家・金子國義 美術を守り続ける息子の苦悩と誇り
L'Arc-en-Cielのhydeさんが“心酔”した画家が、2015年に78歳で亡くなった金子國義画伯だ。金子画伯は、『不思義の国のアリス』などを手掛け、退廃的で妖艶な女性の絵画を多く残した。その作品を管理し、販売している金子画伯の息子である金子修さんに、アートビジネスの現場の苦労と、芸術を受け継いでいく難しさを聞く。 - 「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」――『ジャンプ』伝説の編集長が、数億円を費やした『ドラゴンボールのゲーム事業』を容赦なく“ボツ”にした真相
鳥山明氏の『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』の担当編集者だったマシリトこと鳥嶋和彦氏はかつて、同作のビデオゲームを開発していたバンダイに対して、数億円の予算を投じたゲーム開発をいったん中止させた。それはいったいなぜなのか。そしてそのとき、ゲーム会社と原作元の間にはどのような考え方の違いがあったのか。“ボツ”にした経緯と真相をお届けする。 - BABYMETALのプロデューサー「KOBAMETAL」に聞くライブエンタメビジネスの展望
BABYMETALをプロデュースしたKOBAMETALさんにコロナ禍のライブ・エンタテインメントビジネスの展望を聞いた。 - 伝説のヘヴィメタルバンド「LOUDNESS」を支えた事務所社長 米国進出の舞台裏を聞く
デビューから41周年を迎えた日本のヘヴィメタルバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」。所属事務所の社長に、ラウドネスをいかにしてマネジメントしてきたか、米国進出の経緯などについて聞く。 - 音楽ポップスの興行規模ランキング 3位「AAA」、2位「EXILE TRIBE」、1位は?
ぴあ総研は、2021年の音楽ポップスの興行規模に関するランキングを公表した。その結果1位は、デビュー10周年を迎えてドームツアーを開催した「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」だった。 - BABYMETALプロデュ―スの舞台裏をKOBAMETALに聞く メタルとダンスをいかにして融合させヒットに導いたのか?
日本のエンタメビジネスの常識を変えたBABYMETAL。プロデュースしたKOBAMETALさんにプロデュ―スの裏側について聞いた。 - 春うたのTOP10、平成1位はスピッツ「春の歌」 令和1位は?
昭和、平成、令和に分けて「春うたのTOP10」を調査した結果、令和編で1位となったのはヨルシカの「春泥棒」だった。 - 高校生が選ぶ好きなYouTubeチャンネル 2位「コムドット」、1位は?
調査対象は高校生(15〜18歳・男女比は男子5:女子5)。有効回答数は200名分。 - 「この企業に勤める人と結婚したい」ランキング トヨタ自動車、任天堂をおさえての1位は?
「この企業に勤める人と結婚したいランキング調査」。1位は「地方公務員」(28.6%)だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.