シニアの8割以上「スマホが生活に必要」 どのくらい使いこなせているのか?:電通調べ(3/3 ページ)
電通は、「シニアのスマホライフ実態調査」を実施した。生活をするうえでスマホを必要としているかどうかを聞いたところ、60〜70代の8割以上が「必要」と回答した。
スマホによって生活がとても良くなった女性の利用動向
「スマホによって生活がとても良くなった」と回答した女性は、「スマホを使いこなせている」と回答した割合も高く、半数を超える55.0%だった。
「スマホによって生活がとても良くなった」と答えた女性が利用しているスマホ機能を聞いた。最も多かったのは「インターネットショッピング」(57.6%、女性全体37.0%)、以下「ポイントアプリ・サービスの利用」(67.1%、女性全体46.6%)、「動画視聴(YouTubeなど)」(51.8%、女性全体36.4%)、「写真/動画撮影」(63.5%、女性全体48.8%)と続いた。コミュニケーションだけでなく「娯楽」や「買い物」まで使いこなせている人が、スマホによって生活がとても良くなった、と感じているようだ。
「スマホによって生活がとても良くなった」と答えた女性が今後使ってみたいスマホ機能は、1位が「飲食店・美容院などお店の予約・クーポンサービスの利用」(18.8%)、2位が「健康・体調管理(カロリー、体重、運動量、血圧など)」(16.5%)、3位が「旅行、ツアー、切符・航空券、宿泊予約サービスの利用」(14.1%)であった。
「株式投資などの投資」(11.8%、女性全体4.6%)への関心が高い特徴も見られた。「外食」や「美容」「旅行」など、より「毎日を楽しくする機能」をさらに使いこなしたいという意欲が見受けられる結果となった。今後使ってみたいスマホ機能に「あてはまるものはない」と回答した女性も28.2%と、現状の用途で満足している人も一定数いることも分かった。
調査は、電通が週に1回以上スマホでメール、通話以外の機能を利用する60〜79歳男女を対象に、インターネットで行った。期間は7月11〜12日、有効回答数は1000人。
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