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海外の「ココイチ」が日本に上陸 どんなメニューを提供するのか:オムカレーが人気(2/2 ページ)
カレーチェーン「ココイチ」を展開している壱番屋は10月11日に、「CURRYHOUSE CoCoICHIBANYA WORLD 京橋エドグラン店」をオープンする。同店は“海外ココイチの逆輸入”をコンセプトにしていて、日本で初めて海外のメニューを提供する店舗が登場する。
海外専用ソースを採用
海外では店ごとに異なるデザインを採用していて、「非日常の空間を演出するために、店舗の内外装にこだわっている」(同社)。京橋エドグラン店でも海外流のデザインを取り入れ、内装はスパイスカラーをベースに、明るい色のタイルや墨色の床材などでまとめている。また、店名には「WORLD」の文字を加え、ほかのココイチとは異なる店舗であることを示している。
制服も海外店舗を参考にしていて、内外装に合わせた、落ち着いた紺色を選定。袖には地球をイメージしたワッペンで「世界に広がる」イメージを、胸元に日本を象徴する「サクラ柄」をあしらって、「日本から飛び出したココイチが世界で進化して戻ってきたイメージを表現している」(同社)
京橋エドグラン店では、日本でおなじみのトッピングも用意しているが、ベースとなるカレーソースは、多くの国で使用されている、ポークでもビーフでもない海外専用ソースだ。このソースは同社の佐賀工場で製造し、世界各国に輸出している。海外の食習慣に配慮して食肉由来の原材料を使用しておらず、国内では同店だけで提供する。
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