ニュース
大企業の人事111人に聞く、22卒新入社員の特徴 「オンラインへの適応力が高い」、もう1つは?
オンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパン(東京都港区)は、新入社員研修に携わる大企業の人事を対象に、「22卒新入社員の研修に関する実態調査」を実施した。
オンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパン(東京都港区)は、新入社員研修に携わる大企業の人事を対象に、「22卒新入社員の研修に関する実態調査」を実施した。その結果、22卒は21卒と比較すると「働き方(リモートワークや副業など)への関心」が非常に高い人が39.6%と、21卒を7.2ポイント上回った。
22卒の41.4%が「オンラインへの適応力」が非常に高く、21卒を7.2ポイント上回った。21卒と22卒新入社員の大きな違いとして、22卒新入社員は「新たな働き方への関心」や「オンラインの適応力の高さ」が高いことが分かった。
また、研修後の立ち上がりを比較すると22卒の27.0%が非常に早く、21卒を6.3%上回った。
一方、先輩・同僚との関係性構築に積極的な人が21卒は過半数だったのに対し、22卒は46.8%と下回り、「関係性構築」に関する意欲が低いことが分かった。
その他、21卒・22卒のどちらも「学習に対する意欲」や「安定志向」は高かった。
調査は7月15〜16日に、インターネットで実施した。調査対象者は新入社員研修に携わる大企業(従業員数1000人以上)の人事、有効回答数は111人。
関連記事
- 脱げない靴下をつくりたい――と考案した「はかないくつした」が話題 逆転の発想はどう生まれたのか
「靴下のかかとが脱げやすいなら、いっそなくせばいいのでは?」――そんな思い付きから生まれたのが、ナイガイ(東京都港区)の「はかないくつした SUASiC(スアシック)」(1足880円)だ。 - オートミールを茶碗によそって箸で食べる!? 日本市場を狙うケロッグの意外すぎる作戦
日本ケロッグは9月15日、「粒感しっかり オートミールごはん」を発売した。同社の執行役員でマーケティング本部長の山田実さんによれば、日本のオートミール市場規模はこの4年で約10倍以上に急成長しており、2021年は623億4000万円にのぼるという。この急拡大は、オートミールならではの食べ方「米化」が要因だ。 - 「セカンド冷凍庫」が一躍人気になっている“なるほど”な理由 シャープに聞いた
「セカンド冷凍庫」が注目を集めている。家にもう1台冷凍庫を置くというと、部屋が手狭になるなどマイナスな印象を受けるかもしれないが、直近2年間で国内出荷台数は2倍近くに急増。人気の背景には、食品買いだめやコストコなど大容量商品の人気上昇のほかにも、追い風があるようだ。詳しい理由をシャープに聞いた。 - もはやオシャレ家電? 人気の「セカンド冷凍庫」しのぎ削るメーカー、焦点は2つ
食品買いだめやコストコなど大容量商品の一般化、ふるさと納税の返礼品などを追い風に、人気上昇中の「セカンド冷凍庫」。各社の人気セカンド冷凍庫を分析すると、ある特徴が見えてくる。キーワードは、「スリム」と「大容量」だ。 - 異例の350万本突破 リップモンスターが口紅市場で“モンスター級”になれた理由
コロナ禍により、化粧品市場は大きな打撃を受けた。2020年は6670億円(前年比88%)と大きく落ち込み、21年もほぼ同水準となった。最大の要因はメークアップ化粧品で、特にファンデーションや口紅など、マスクを着用すると崩れたり隠れたりしてしまうカテゴリーの落ち込みが大きくなっている。こうした状況にあって、累計販売本数が350万本突破するほどの人気商品となっているのが、KATEの落ちにくい口紅「リップモンスター」だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.