調査リポート
社会人が抵抗を感じる業務 2位「知らない人・取引先に電話を掛ける」、1位は?:気が重い業務といえば?(2/2 ページ)
一般社団法人日本能率協会(東京都港区)は、新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に、「仕事や働くことに対しどのような意識を持っているか」調査を実施した。
理想の上司・先輩の人物像
理想の上司・先輩はどういう人か聞いたところ、1位は「仕事について丁寧に指導する人」(71.7%)で、2012年以降の調査で過去最高となった。
2位は「言動が一致している上司・先輩」(36.7%)、3位は「仕事の結果に対するねぎらい・誉め言葉を忘れない上司・先輩」(29.4%)と続く。12年と14年の調査時に数値の高かった「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」や「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」は、今回大幅に数値が下がった。
意欲や能力を高めるための上司や人事へ期待することは?
意欲や能力を高めるための上司や人事への期待を聞いた。最も多かったのは「成長や力量に対する定期的なフィードバック」で61.8%、次いで「ワークライフバランスをとれる柔軟な働き方ができる環境づくり」(51.0%)、「キャリアや価値観・強み/弱みについての定期的な話し合い」(46.8%)だった。
調査は、日本能率協会の新入社員向け公開教育セミナー参加者を対象に、インターネットで行った。期間は4月4〜8日、有効回答数は545人。
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