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就活の相談は「お母さん」、20〜30代のフリーターに聞く:「相談相手はいない」の声
20〜30代のフリーターは、就活の際に誰に相談しているのだろうか。就活関連の相談相手を聞いたところ、「母」と答えた人が最も多いことが分かった。
20〜30代のフリーター(未就業者を含む)は、就活の際に誰に相談しているのだろうか。就活関連の相談相手を聞いたところ「母」(45.7%)と答えた人が最も多いことが、ジェイック(東京都千代田区)の調査で分かった。
次いで「リアル友だち(学校やバイト先などの実生活で出会った友だち)」(36.7%)、「父」(28.1%)、「相談相手はいない」(27.7%)と続いた。母、リアル友だち、父など身近な人に就活関連の相談をしていることが分かった一方で、周囲に就活の相談をしていない人が一定数いることがうかがえた。
この結果について、同社の古庄拓取締役は「母から『自分が就職活動していたころと今では、就職活動の進め方が違うと思うからアドバイスできない』と言われてしまった。両親から『公務員就職が安定している』と勧められたが、ネットでは異なる意見もあって、どうすればいいか分からない。といった形で、解決せずに悩んでいる声も多い」という。
「母」と答えた人を男女別にみると、男性44.6%に対し、女性47.3%とほぼ同じ。「リアル友だち」を挙げた女性は、男性に比べて12ポイントほど高かったが、「相談相手はいない」と答えた男性は、女性に比べて8ポイントほど高い。
インターネットを使った調査で、20〜30代のフリーターまたは未就業者277人が回答した。調査期間は8月1日〜9月26日。
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