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「黄金色の日本列島」 金木犀でできた駅員アートに反響 なぜ作った?センスに称賛(2/2 ページ)

鉄道会社の駅係員による「駅員アート」が各社で広がっている。利用客を楽しませようと、絵心のある社員が創意工夫をこらす。そんな「駅員アート」に新作が登場した。高尾登山電鉄(東京都八王子市)の駅係員が、雨に散った金木犀(きんもくせい)の花びらで作った日本列島。黄金色に輝く列島に「美しい」と称賛の声が広がる。作成の経緯を担当者に聞いた。

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――過去にも「駅員アート」を作成されてきたのでしょうか 

担当者: 2021年4月7日には高尾山駅の床にモップで「高尾山」と描くモップアートを動画でツイートしました。アートと言えるレベルか怪しいですが、同年12月10日のツイートでは、落ち葉清掃の動画でにっこりマークを作る遊び心も見せています。

広がる駅員アート

 近年、駅係員が腕を振るう鉄道各社の「駅員アート」がたびたび話題になっている。小田急電鉄の相模大野駅(相模原市南区)では、四季の風景や列車の車両などを描いたチョークアートを展示し、「クオリティーが高い」と話題を呼ぶ。

 西武鉄道では所沢駅(埼玉県所沢市)のプラットフォームに設置するホーム柵の一角を、駅係員の手作りデコレーションで装飾し、利用客を楽しませている。

 新型コロナウイルスの影響で客足が大幅に減った鉄道業界は、駅ナカに再びにぎわいを呼び戻そうと、利用者を楽しませるさまざまな取り組みを進めている。


清滝駅のホームから見られる金木犀(提供:高尾登山電鉄)

 10月11日から日本入国の水際対策が大幅に緩和され、海外からの訪日観光客も増加。駅員アートは海外の観光客にも喜ばれそうだ。

 高尾登山電鉄の担当者は「コロナ禍前に比べるとまだ少ないですが、海外からお越しのお客さまは少しずつ増えている印象です。今後の紅葉シーズンに期待しています」と話している。


次はどんな駅員アートが生まれるだろうか(提供:高尾登山電鉄)

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