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高島屋の福袋は「3Dプリンタの家」、特徴は?:価格は330万円(2/2 ページ)
高島屋(高ははしごだか)は2023年の初売りの目玉企画として、「Sphere(スフィア)3Dプリンターハウス 福袋」を販売する。どんな家なのかというと……。
スフィアの特徴
スフィアは住宅問題(人手不足や建築コストの上昇、ウッドショック問題など)はもちろん、脱炭素化(資材輸送のエネルギー消費量の削減によるCO2削減)、廃棄量(建築資材)の減少といった課題解決にも貢献できる3Dプリンタ製の家。最先端のロボティクスを用いた3Dプリンタを使用するため、造成工事や基礎工事などの整地時間を除く24時間以内の施工が可能となっている。
面積は約10平米(高さ約3.9メートル)で、構造形式は鉄筋コンクリート造(RC造)。構造躯体は日本よりも厳しいと言われる欧州基準の断熱性能をクリアし、リブ補強がされた2重構造の設計としている。また球体の形状により、物理的にも強い設計構造となっている。屋内での電力使用は可能だが、水回りの使用(水道工事の対応)はできない。
福袋の価格は330万円で、台数は1棟限定の抽選販売。応募店舗は高島屋15店舗(日本橋、新宿、玉川、立川、横浜、大宮、柏、高崎、岐阜、大阪、堺、泉北、京都、洛西、岡山)で、期間は23年1月2日から。
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