2015年7月27日以前の記事
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今度のルンバは床も拭く 1台2役の最新モデル「コンボ j7+」を発売11月11日から

アイロボットジャパンは、床の水拭きに対応したロボット掃除機「ルンバ コンボ j7+」を11月11日に発売する。従来はルンバでごみを吸引、ブラーバで水拭きという使い方だったが、新モデルは1台で2役をこなす。

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 アイロボットジャパンは、床の水拭きに対応したロボット掃除機「ルンバ コンボ j7+」を11月11日に発売する。コンボ j7+は掃除機が吸い取ったごみを収納しておく「クリーンベース(自動ゴミ収集機)」が付属するモデルで、価格は15万9800円。従来機の「ルンバ j7+」の価格は12万9800円、j7+と連動する床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」の価格は5万9800円なので、2台そろえるよりコンボ j7+のほうがお得になる。


アイロボットジャパンはロボット掃除機「ルンバ コンボ j7+」を11日に発売する(画像:アイロボットジャパン提供)

 コンボ j7+の外観はj7とよく似ているが、本体の底面に水を吸い取る「モップパッド」を搭載しているのが特徴だ。そのため、ごみを吸引した後、本体から噴射された水を拭き取りながら掃除を進めることが可能になっている。


製品概要(画像:プレスリリースより)

 畳やカーペットなど、水拭きしたくない場合は、モップパッドが床に触れないよう、天面に移動する仕組み。アイロボット会長兼CEOのコリン・アングル氏は「ルンバ コンボ j7+は、他に類を見ない2in1モデル。このロボットで世界中のユーザーが自身の生活をもっと豊かに楽しめるようになる」とコメントした。

 機能面は、ブラーバとの連携機能がなくなった以外、j7と同等以上となっており、巻き込みトラブルの原因になるコードやケーブル、ペットの排泄物、靴や靴下、スリッパなどを識別して回避する「PrecisionVison ナビゲーション」を搭載。清掃終了後には、掃除中に回避した障害物の画像が「iRobot Home アプリ」に表示され、今後どのように対処するかを指定できるようにした。


障害物を回避しながら稼働する(画像:アイロボットジャパン提供)

 障害物および対処方法の情報は、アイロボットが管理するクラウドにフィードバックすることも可能だ。クラウドにつながっているルンバは世界で1300万台に上り、今後も世界中のユーザーからのフィードバックを基に学習と進化を続けるという。


歴代ルンバ(画像:アイロボットジャパン提供)

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