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日産自動車、レースカー「Nissan Z GT4」を一般公開 フェアレディZをベースに:2023年半ばに受注開始
日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは「Nissan Z」をベースとしたカスタマー向けのレース車両「Nissan Z GT4」を米国で一般公開した。
日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(以下、NISMO)は米国で開催されているSEMAショーにおいて、「Nissan Z」(日本名:フェアレディZ)をベースとしたカスタマー向けのレース車両「Nissan Z GT4」(※公認取得予定)を一般公開した。
「Nissan Z GT4」には、日産とNISMOのヘリテージとモダンさを融合した特別なカラーリングを採用した。ボンネットのデザインは70年代のレーシングカーのカラーリングを想起させるもので、日産のゼッケンナンバー「23」を、昇る太陽をイメージした赤い円の中に配置。
また、リヤに向かってボディカラーは日産とNISMOのアイコニックな赤から黒に変更し、リヤクオーターパネルにはかつての「240Z」や「フェアレディZ」のエンブレムをモダンにデザインし直した新しい「Z」のロゴを配した。
同車のデビューイヤーとなる2023年シーズンは、米国で開催される「SRO Pirelli GT4アメリカシリーズ」と、日本の「スーパー耐久シリーズ」に参戦を予定するパイロットカスタマーチームに車両を供給し、NISMOがサーキットでのテクニカルサポートにあたる。参戦を考えているチームや一般の購入者向けには、23年半ばより受注を開始し、24年シーズンから順次車両を供給する予定だという。車両価格は3320万円(22万9000ドル、1ドル145円換算)。
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