コラム
車検証、電子化するのに「値上げ」の怪 SNSで不満の声 デジタル庁の存在感も希薄(3/4 ページ)
2023年1月、車検証が電子化する。これに伴い、車検の手数料などが値上がりする政令の閣議決定がなされた。一部SNSでは「デジタル化なのに利用コストが上がるのはなぜか」など不満や疑問の声が挙がっている。
今回の電子化で、従来A4サイズだった車検証がA6サイズになり、ICタグが貼付される。
紙には車検証の更新の際に変更を伴わないとされる「自動車登録番号/車両番号」「車台番号」「交付年月日」「使用者の氏名又は名称」などの基礎的情報が記載され、その他「自動車検証の有効期間」「所有者の氏名・住所」といった情報はICタグに記録し、紙に貼付される。
ICタグの情報は、車検証閲覧アプリを通して確認する。アプリは23年1月に利用開始となる予定で、車検証情報の確認だけでなく、車検証情報ファイルの出力などが可能だ。
なぜ「完全電子化」に至らなかったのか
このように、「電子化」とはいえ、結局紙も残る取り組みとなっている。なぜ、全て電子化せず、このような結果になったのか。21年に発足したデジタル庁との連携などはなされたのか。
関連記事
- 7割が「不満」 冬ボーナスの支給金額 3位「5万〜10万円」、2位「30万〜50万円」、1位は?
ヒューネルがボーナスに関する調査結果を発表した。最も多くの人が回答した金額帯はいくらだったのか? - 日本企業の課長職、貯蓄平均は「1550万円」 年収の平均は? 業務内容で大きな差 毎月のお小遣い額も明らかに
ビジネスコーチが「日本の課長」に関する調査を実施。年収や毎月のお小遣い、理想の上司/部下などを課長1000人に調査した結果が明らかになった。 - 温泉宿のクチコミランキング 3位「伊香保温泉 ホテル木暮」、2位「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」 1位は?
楽天トラベルが「お風呂のクチコミ評価が高い温泉宿ランキング」を発表した。クチコミを基に、1〜10位までをランク付けしている。その結果、3位には伊香保温泉、2位は玉川温泉の宿がランクイン。果たして1位はどこだったのか? - わずか1年で時価総額76兆円が消失のメタ 「脱・Facebook」の大きすぎた代償
メタバースへの投資などを理由に、Facebookから社名を変更したメタ社が、大きな苦境に立っている。株価は社名変更後のわずか1年で7割も暴落するなど、脱Facebookの代償はあまりにも大きかったようだ。 - 子どもの頃に「習っておいて良かった」習い事 3位「水泳」、2位「ピアノ」、1位は?
アフタースクール寺子屋(東京都目黒区)が、30代と55〜65歳の男女を対象に、「子どもの頃の習い事とリカレント教育」についての調査を実施した。果たしてどんな結果になったのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.