ニュース
ふるさと納税の寄付額「1万〜2万円」が最多 利用経験「あり」は51%:楽天グループが5000人に調査
楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」ユーザー約5000人を対象に「ふるさと納税の利用実態」に関する意識調査を実施した。ふるさと納税の認知度は8割以上に上った一方で、「やり方が分からない」などを理由に、利用したことがない人も49%と半数近くに上った。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」ユーザー約5000人を対象に「ふるさと納税の利用実態」に関する意識調査を実施した。ふるさと納税の認知度は8割以上に上った一方で、「やり方が分からない」などを理由に、利用したことがない人も49%と半数近くに上った。
ふるさと納税の制度を利用した寄付の経験有無について聞いたところ、「ある」が51.0%、「ない」が49.0%となり、ほぼ半々に分かれる結果となった。
ふるさと納税を利用したことのない2402人に「利用しない理由」(複数回答)について聞くと「利用方法が分からないから」(40.9%)が最も多く、次いで「メリットがよく分からないから」(27.4%)、「手続きが面倒だから」(26.8%)という回答が続いた。
ふるさと納税の利用者2503人に、1つの自治体あたりに寄付したことのある金額(複数回答)について質問したところ、1万1円〜2万円の金額帯が最多で(56.6%)、次いで、5001円〜1万円(36.4%)の金額帯が多い結果となった。
調査は10月13〜14日に「楽天ラクマ」ユーザーの4905人を対象にインターネットで実施した。
関連記事
- 「入店お断り」ラーメン1杯を2人でシェア ルール違反なぜ起きる?
食べない方の入店お断り――。あるラーメン店がSNSに投稿した訴えが注目を集めている。2人連れの客が来店し、うち1人は注文せず、1杯のラーメンをシェアしたという。安価が売りの店側は「商売にならない」と音を上げ、「食べない方は外のベンチでお待ち頂きます」と訴えた。こうした客側の行動背景や、飲食店が被る損害について、グルメジャーナリストの東龍さんに話を聞いた。 - カニカマ「専用ピック」で本物のカニそっくり! 試行錯誤に2年、なぜ開発したのか
カニカマ大手のスギヨは、玩具メーカーとコラボし、カニの殻の形をしたカニカマ専用ピックを開発した。カニの骨と同じ2本の薄く平らなピックをカニカマに刺すことで、本物のカニのように見せるユニークな商品だ。アイデア商品を展開し、市場を盛り上げていく狙いだ。 - 発達障害、マンガで分かりやすく 札幌市「虎の巻」、10年経た今も読まれ続ける理由
札幌市が発行する発達障害の当事者への支援ポイントをまとめた「虎の巻シリーズ」。シリーズ1作目の「職場編」は2010年に発行されたが、今もSNSでたびたび話題になるなど、長く支持されている。どのような内容なのか。 - 亀田の社員も解けない? 「ぽたぽた焼」難しすぎるクイズに反響 包装にもこだわる理由
「心のやさしい人が、コンビニでよく買うものな〜んだ?」――。先日、亀田製菓の「ぽたぽた焼」の個包装に載せられたなぞなぞがSNSで「難しすぎる」と話題になった。個包装に載せるなぞなぞや豆知識は、どうやって作っているのだろうか。 - 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.