赤ちゃんの名前ランキング 男の子の1位は「碧」、女の子は?(1/2 ページ)
ベネッセコーポレーションは、「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」を発表した。男の子は「碧」が初の1位、女の子は「陽葵」が7年連続1位となった。
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ベネッセコーポレーションは、2022年1月1日〜9月27日に生まれた新生児を対象とした「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」を発表した。男の子は「碧」(主な読み「あお・あおい」)が初の1位、女の子は「陽葵」(主な読み「ひまり・ひなた」)が7年連続1位となった。
次いで、男の子の2位は「陽翔」(主な読み「はると」)、3位は「蒼」(同「あお・あおい」)、女の子の2位は「凛」(同「りん」)、3位は「結菜」(同「ゆいな・ゆな」)だった。
男の子1位は「碧」
男の子の「碧」は、昨年7位から大きくランクアップし、初の1位を獲得した。男女共通の読みランキング1位だった「あおい」を読みに含むことや、「碧」という漢字が青空や海などの自然をイメージさせることから近年人気が高まり大きく順位を上げた。「青い海のように広い心と深い愛情を持ち、緑の木々のように優しくたくましい子に育ってほしい」などが名づけの理由として挙がった。
2位の「陽翔」は、14年連続1位を獲得するなど、長期間人気を集めている名前である。「明るく元気に育ってほしい」「どこまでも羽ばたいてほしい」などが名づけの由来として挙げられた。
3位の「蒼」は1位の「碧」同様に、主な読み「あおい」が男女共通で人気となっている。澄んだ空や海を連想させることなどが人気の理由だった。また、寅年の今年ならではの傾向として、虎にちなんだ「琥太郎」(186位→53位)、「虎太郎」(411位→83位)、「大雅」(86 位→38位)、「大河」(121位→65位)が大きく順位を上げた。
女の子1位は7年連続で「陽葵」
女の子の「陽葵」は7年連続で1位を獲得した。「太陽のように明るく」「向日葵のようにまっすぐと」といった願いが込められているようだ。また、男女共通読みランキング2位の「ひなた」が主な読みに含まれることも7年連続1位の理由の一つであった。
2位の「凛」も近年安定して人気の名前である。音の響きのよさや、「凛とした女性になってほしい」という願いを込める人が多かった。
3位の「結菜」も、TOP10常連の人気の名前である。「人との結び付きを大切に」という想いを込め名づけられていた。
10位以内では比較的大きな入れ替わりはないが、5位の「詩」(主な読み「うた」)は19年は28位、20年、21年の17位から5位へと、数年で大きく順位を上げていた。「感性や表現力豊かに育ってほしい」などの想いが込められているようだ。
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