赤ちゃんの名前ランキング 男の子の1位は「碧」、女の子は?(2/2 ページ)
ベネッセコーポレーションは、「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」を発表した。男の子は「碧」が初の1位、女の子は「陽葵」が7年連続1位となった。
名前の読み方ランキングは
名前の読み方のランキングでは、1位の「あおい」、2位の「ひなた」は昨年から引き続き1位2位となり、男女共通で安定した人気があった。3位「つむぎ」は、女の子での人気が高まったことを受け初のランクインとなった。
男の子は「はると」が14年連続1位、女の子は「えま」が昨年に続き1位だった。「えま」は漢字のバリエーションも多く(咲茉、依茉、愛茉など)、海外でも通じる名前、発音しやすい名前として認識されているようで、19年は4位、20年は2位、21年以降1位と徐々に人気が上昇した。
漢字のランキングは
漢字のランキングでは、男女ともにTOP3は順位の入れ替わりがあるものの、昨年と同じ漢字がランクインした。男の子は上位3位が昨年と同じ「翔」「大」「斗」がランクイン。女の子は「莉」「花」「菜」が昨年と同じトップ3だった。
名付けで重視したは?
名付けで重視したことを聞いた。1位は「読み・音の響き」(54.9%)、次いで2位は「画数」(40.8%)、3位は「漢字の持つ意味」(39.8%)だった。上位3位は昨年と変わらず、名前の響きや呼びやすさなど、「読み・音の響き」が名づけで最も重視する項目であることが分かった。
「たまひよ しあわせ名前研究所」の栗原里央子顧問は、「近年の傾向として今風であることや流行りのものより、奇をてらわず、地に足のついた安定感のある名づけを重視する人が増え、自然に由来したもの、日本で永く親しまれている漢字や響きを名前に取り入れたいというご希望が増えているようにに思う」とコメントした。
「たまひよ2022人気名前ランキング」は「たまひよ」の商品・サービス利用者が対象で、1月1日〜9月27日に生まれた赤ちゃんの名前を集計した。また、子どもの「名付けに関するアンケート」はたまひよのアプリ利用者を対象に、インターネットで行った。「名付けに関するアンケート」の調査期間は10月12〜17日。有効回答数は名前ランキングが29万7255人(男の子14万9152人、女の子14万8103人)、名付けのアンケートが3906人。
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