親目線で意味がある宿題 3位「復習ノート作り」、2位「ドリルや問題集」、1位は?(2/2 ページ)
イー・ラーニング研究所は、子どもがいる親を対象に「2022年子どもの日常的な宿題に関する調査」を実施した。学校での日常的な宿題は「必要だと思う」と答えた人は67%と、3人に2人が日常的な宿題の必要性を感じていることが分かった。
宿題はどのくらいが適している?
宿題にかかる時間はどのくらいが適していると思うか尋ねたところ、「30分以上1時間未満」(180人)が最多となった。「30分未満」(90人)も合わせると9割にのぼり、「宿題にかける時間として最も適切なのは1時間未満である」と考えている親が多いことが分かった。
また、宿題はどこで取り組むのが適していると思うかについて聞いた。1位は「リビング・居間」(230人)が7割以上と圧倒的に多く、その場での質問対応や宿題に取り組むフリの防止など、「親の目が届くことで円滑に取り組める環境」が求められていた。
宿題のオンライン化はどう思う?
宿題のオンライン化に賛成かという問に対し、9割以上が「はい」と回答し、オンライン化を求める声が多いことが分かった。
なぜオンライン化に賛成かと聞いたところ、約9割が「どこでも取り組めるから」(247人)と答え、場所にとらわれずに学習できる点が注目されていることが分かった。
次いで、「何冊も問題集などを持って帰る必要がなくなるから」(156人)、「過去の見直しがしやすいから」(139人)、「間違っている点がすぐにわかるから」(138人)に半数前後の回答が集まり、デジタルツールならではの膨大な情報量を端末1つに集約できる点に魅力を感じ、「学習の効率化」に期待が高まっていることがうかがえた。
今回の調査は、子どもを持つ親を対象にインターネットで行実施した。期間は9月3〜21日、有効回答数は300人。
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