ニュース
白浜アドベンチャーワールド、11月25日に営業再開 鳥の「慰霊式」も実施予定:鳥インフルで臨時休園
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は11月21日、同25日から営業を再開すると発表した。園内のアヒルとモモイロペリカンから高病原性鳥インフルエンザ感染が確認され、同11日から臨時休園していた。
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は11月21日、同25日から営業を再開すると発表した。園内のアヒルとモモイロペリカンから高病原性鳥インフルエンザ感染が確認され、同11日から臨時休園していた。
感染防止対策の準備が整い、一部エリアを除いて安全確認が取れたため、営業再開を決めた。一方で、鳥類を隔離・観察しているふれあい広場は「監視エリア」とし、引き続き来場客の立ち入りを禁止する。
鳥類の展示や、鳥類とのふれあいも当面休止する。鳥類は飼育舎内と防護ネットで囲われた展示場内で隔離し、野鳥からの感染を防止する。限られたスタッフが消毒を徹底し、飼育・健康観察を実施するとしている。
同園では10日、ふれあい広場内の鳥類飼育舎で、アヒル6羽の死亡を確認し、11日に鳥インフルエンザ感染が判明。アヒルやガチョウ、ダチョウ、エミューなどが殺処分された。
同園は営業再開にあたり、24日午前10時から、感染や殺処分で死んだ68羽の慰霊式を実施する。営業再開後に園内に献花台の設置を予定している。
入園チケットとツアーアトラクションチケットは、22日午前10時から公式Webチケットストアで販売を再開する。
関連記事
- 「近畿のオマケ」和歌山行きの飛行機に、なぜ客が増えているのか
いま、和歌山県に熱い視線が注がれている。白浜町の南紀白浜空港は今年4月以降、搭乗客数が4カ月続けて月別の過去最多を更新。旅行専門誌「じゃらん」が7月に発表した宿泊旅行調査の「都道府県魅力度ランキング」では、北海道や沖縄を抑え総合満足度1位に輝いた。県民自ら「近畿のオマケ」と卑下するなど、影の薄さが目立ってきた和歌山県。一体何が起きているのか。 - 和歌山県の住みたい街ランキング 白浜・田辺を抑えた1位は?
大東建託は、和歌山県に住む男女約4300人を対象に、居住の満足度調査を実施。「住みここち」が良い街の1位は、昨年4位だった西牟婁郡の上富田町が選出。「住みたい街」のトップは県庁所在地の和歌山市となったが、上位6自治体のうち、3自治体が県外の街となった。 - 亀田の社員も解けない? 「ぽたぽた焼」難しすぎるクイズに反響 包装にもこだわる理由
「心のやさしい人が、コンビニでよく買うものな〜んだ?」――。先日、亀田製菓の「ぽたぽた焼」の個包装に載せられたなぞなぞがSNSで「難しすぎる」と話題になった。個包装に載せるなぞなぞや豆知識は、どうやって作っているのだろうか。 - 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。 - 技術の限界? 川崎の「世界一短い」エスカレーターはなぜ生まれたのか
川崎市のJR川崎駅地下街に、「世界一短い」とギネス認定されたエスカレーターが存在する。高さ83.4センチ、段差はわずか5段。愛称は「プチカレーター」。これを目当てに訪れる海外の観光客もいるなど、ちょっとした名所になっているという。なぜ、これほど短いエスカレーターを造ったのか。いかにして、名所に進化させたのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.