ニュース
お手本はワークマンやカインズ。DXを成功させている企業の共通点とは:「4倍速」で改善(1/6 ページ)
11月10日、DXの最新事例や成功の秘けつを語るイベントが開催された。成功例として名前が出たのは「ワークマン」「カインズ」「トライアルホールディングス」などリテールDXが中心。このような企業で実施されている「王道のDX」とは――。
何年も前から「DX」や「デジタル化」といわれ続けているけれど、最新技術はどこまで進化しているのか? 人流解析や購買データで得た膨大な顧客データを分析して、どんなことが分かってきたのか?
そんな疑問を持つ人に向けて、米・カリフォルニア州に本社を構えるMODE, Inc.(モード)が主催するDXのイベント「MODE Robot & Sensor DX/IoT Showcaseー近未来の身近なロボット・センサーのある社会を考えるー」が11月10日に開催された。
本イベントでは、DXの先駆者たちから最新事例や成功の秘けつが語られた。成功例として名前が出たのは、「ワークマン」「カインズ」「トライアルホールディングス」などリテールDXが中心だった。このような企業で実施されている「王道のDX」とは――。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「サクマ式ドロップス」製造元が廃業に追い込まれた、これだけの理由
「サクマ式ドロップス」を製造する佐久間製菓が2023年1月に廃業する。廃業の理由として、同社は「コロナ」と「原材料高騰」の2つを挙げているが、本当にそうなのか。筆者は違った見方をしていて……。 - お客は「どの弁当」の前で立ち止まっているのか ベルクの分析が面白い
店内のお客の動きを分析して、売り上げアップを図っているスーパーがある。関東で展開しているベルクだ。お弁当コーナーを分析したことで、どのようなことが分かってきたのかというと……。 - 20歳以上ですか? トライアルの店内で、この言葉が聞かれなくなる理由
スーパーのトライアルが、ちょっと気になることをやっている。「24時間顔認証決済」と「自動値引き」である。今年の4月から実証実験で始めているわけだが、どのような結果がでているのか。担当者を取材したところ……。 - 「マルチ商法の優等生」アムウェイは、なぜこのタイミングで“お灸”を据えられたのか
日本アムウェイ合同会社に対して、消費者庁が勧誘などの一部業務を6カ月間停止する命令を出した。「昔から同じようなことをやっているのに、なぜ今なの?」と思われたかもしれないが、どういった背景があるのか。さまざまな憶測が飛び交っていて……。 - ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。