ニュース
セクハラや不祥事「SNSで告発」 なぜ内部の相談窓口は信用されないのか:有効な対策は?(3/3 ページ)
ハラスメント被害や企業の不祥事が交流サイト(SNS)に投稿され、組織が大きなダメージを負うケースが相次いでいる。直近では、帝京大の男子学生が男性教授から差別的な対応を受けたとする内容がTwitterに投稿され、大学側は事実関係の調査を始めた。多くの組織が内部の相談窓口を設置している一方で、SNSに情報が晒(さら)されるのはなぜなのか。
相談窓口が信頼を得るためには
関連記事
- 「女子は基本採用」ゼミ学生募集で不適切対応か 帝京大が調査委を発足
帝京大は11月24日、男性教授による学生への不適切な対応がSNSに投稿されたことに関し、内部調査委員会を発足したと発表した。 - 大阪王将「ナメクジ告発」から考える “炎上”を招きやすい企業の特徴とは?
大阪王将のSNS炎上問題。自社のネガティブな情報が拡散すると、多数の批判が寄せられ、ブランドも大きなダメージを受ける。炎上を起こさないために、企業はどんな対策を取るべきなのか。この問題に詳しい専門家に話を聞いた。 - 「公務員がコンビニでソフトクリーム」――区役所に届いた理不尽なクレーム 職員の訴えに反響
「職員がコンビニの前でソフトクリームを食べています」――。先日、東京都内のある区役所に届いたという1本のクレーム電話。このクレームがあった事実をSNSで明かし「昼休みだから問題ない」と発信した区役所職員の投稿が、大きな反響を呼んでいる。公職に就く人々にことさら厳しい視線を向け、役所に“通報”する――。「公務員であればどんな要求を突きつけてもいい」といった、ゆがんだ考えを持つ人が一部にいる実態が浮かぶ。 - 「入店お断り」ラーメン1杯を2人でシェア ルール違反なぜ起きる?
食べない方の入店お断り――。あるラーメン店がSNSに投稿した訴えが注目を集めている。2人連れの客が来店し、うち1人は注文せず、1杯のラーメンをシェアしたという。安価が売りの店側は「商売にならない」と音を上げ、「食べない方は外のベンチでお待ち頂きます」と訴えた。こうした客側の行動背景や、飲食店が被る損害について、グルメジャーナリストの東龍さんに話を聞いた。 - 「撮り鉄」のマナー違反どう減らす? 撮影イベント有料化で見えてきたメリットとは
鉄道写真の愛好家「撮り鉄」がこのところ、SNSを騒がせている。駅構内で脚立を使った列車の撮影や、駅係員に暴言を吐くなどのマナー違反に批判が高まっている。トラブルを回避しようと、鉄道事業者が有料の撮影イベントを開催したりする動きも出てきている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.