サッカー日本代表、グループリーグ突破確率は26.1% コスタリカに敗北で大幅下落:JX通信社がAIで分析
JX通信社(東京都千代田区)はAI(人工知能)を用いた独自の分析で、サッカー日本代表がワールドカップのグループリーグを突破する確率は26.1%だと発表した。
JX通信社(東京都千代田区)はAI(人工知能)を用いた独自の分析で、サッカー日本代表がワールドカップのグループリーグを突破する確率は26.1%だと発表した。当初の突破確率は約34%だったが、11月23日のドイツ戦で勝利した結果、71%まで大幅に上昇していた。
当初のシミュレーション(27日正午時点)では、日本対コスタリカ戦の日本の勝率を46.0%、日本がグループリーグを突破できる確率を70.8%と予想していた。しかし、同日午後7時から行われたコスタリカ戦で日本代表が敗北したことで、グループリーグを突破できる確率は33.9%まで下落。スペイン対ドイツ戦で引き分けたことで、突破確率はさらに26.1%まで下落した。
日本はグループリーグ最終戦としてスペイン代表(12月2日午前4時キックオフ)と対戦予定で、勝利できる確率は21.0%となっている。日本がグループリーグを突破するには、スペイン戦に勝利するか、引き分けた上で、同時に行われているドイツ対コスタリカ戦においてドイツが引き分け以上になることが必須だ。
日本代表がグループリーグを突破した場合、ベスト16で、グループFの1位チームまたは2位チームと対戦。グループFの4カ国のうち、モロッコが突破の有力候補(突破確率90.5%)だ。日本がベスト16への進出を決めた場合は、モロッコとの対戦が有力で、日本にとってW杯最高成績となるベスト8への進出確率は10.3%となっている。
同社は、20日に開幕したサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に合わせ、「2022サッカーW杯 勝敗確率&優勝国 AIシミュレータ」を開発。AIを活用した独自の数理モデルを構築し、全ての試合結果を1万回シミュレーションした。
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