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新型「セレナ」発表 疲れにくく、酔いにくいクルマを極めたワケ家族のミニバン(2/3 ページ)

日産自動車は11月28日、フルモデルチェンジした新型「セレナ」を発表した。室内空間の広さや利便性はそのままに、最先端技術の搭載やさまざまな機能の拡充、移動時の快適性を徹底追求したという。

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安心・安全装備も充実

 「酔いにくい」車を実現するために、開発チームは車酔いのメカニズムを研究した。その結果、急に頭を動かさないこと、視界を広く取り平衡感覚を働きやすくすることの2点が、車酔いを防ぐために重要であることが分かったという。

 そこで、車の挙動を穏やかにする、剛性が高く高性能なサスペンションを採用。体を預けるシートは、車の揺れを乗員の頭に伝えないよう体幹を支える設計にした。また、運転席や助手席からの視界の良さだけではなく、子どもが乗ることが多い2列目からの視界の良さにもこだわった。前方のモニター配置を工夫することで、子どもの目線でも景色が目に入り、酔いにくいようにした。

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視界が広く酔いにくい(プレスリリースより引用)
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揺れを頭に伝えにくいシート(プレスリリースより引用)

 その他、前方障害物を回避する際、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録することができる、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を同社として初搭載した。記録した駐車位置に近づくと、ボタン1つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキを自動で制御するという。

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プロパイロット リモート パーキング(プレスリリースより引用)

 安心装備では、全方位運転支援システム「 360°セーフティアシスト」、インテリジェントルームミラーに機能統合したドライブレコーダーを用意した。

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