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日本のカー・オブ・ザ・イヤーは“2つ”ある 「今年のクルマ」から見えるそれぞれの違いとは?:鈴木ケンイチ「自動車市場を読み解く」(1/4 ページ)
日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考の結果が12月8日に発表されます。一方、11月9日にはRJCカーオブザイヤーの最終選考が行われました。「おかしいな」と思った方もいるでしょう。「11月9日に最終選考があったのに、12月8日にも結果発表をするとは、どういうこと?」と。
11月4日、日本カー・オブ・ザ・イヤーの上位10台となる「10ベストカー」が選出されました。10ベストカーは以下の10台となります。
「スズキ アルト」「トヨタ クラウン」「日産 エクストレイル」「日産 サクラ/三菱 eKクロスEV」「日産 フェアレディZ」「ホンダ シビックe:HEV/シビックタイプR」「マツダ CX-60 e-SKYACTIV D」「BMW iX」「ヒョンデ IONIQ 5」「レンジローバー」「ルノー アルカナ」です。
今年は投票で同数となったモデルがあるため11台となりました。最終選考の結果発表は12月8日を予定しています。
一方、11月9日にはRJCカーオブザイヤーの最終選考が行われ、国産車部門は「日産 サクラ/三菱 eKクロスEV」、輸入車部門では「BMW アクティブツアラー」が選ばれました。
これを読んで「おかしいな」と思った方もいるでしょう。「11月9日に最終選考があったのに、12月8日にも結果発表をするとは、どういうこと?」と。
その答えは、「実は、日本にはカー・オブ・ザ・イヤーが2つある」からです。
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