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「弟の方が稼ぎが良い」──氷河期世代男性の8割が仕事・キャリアに「モヤモヤ」110人に聞く(1/2 ページ)

ラフティ(千葉県市川市)が「就職氷河期世代・会社員のホンネ調査」を実施した。

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 ラフティ(千葉県市川市)が「就職氷河期世代・会社員のホンネ調査」を実施した。その結果、8割以上が「仕事・キャリアに関するモヤモヤ」を実感していることが分かった。

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就職氷河期世代・会社員のホンネ調査(画像はイメージ、提供:写真AC)

 仕事・キャリアに関して「どう乗り越えていけば良いか分からない」という漠然としたモヤモヤを感じているか質問したところ、「非常にそう思う」(20.1%)、「ややそう思う」(62.7%)と回答した人は合わせて8割を越える結果となった。

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仕事・キャリアに関して、どう乗り越えていけば良いかわからない、という漠然としたモヤモヤを感じているか(画像はプレスリリースより、以下同)

モヤモヤの正体は「仕事が楽しめない」「将来に希望を持てない」

 「非常にそう思う」「ややそう思う」とした人に、どのようなモヤモヤを感じているか尋ねたところ、「仕事が楽しめない」(51.6%)が最も多く、次いで「自分の将来に希望を持てない」(45.1%)、「会社の中での立場が低い」(35.2%)と続いた。また、自由回答では「会社の将来性」(39歳)、「昇進した先に希望が無い。むしろ昇進したくない」(41歳)、「きちんとした評価がされない」(41歳)といった声が寄せられた。

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どのようなモヤモヤを感じているか
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モヤモヤを感じる瞬間について

 モヤモヤを感じる瞬間については、「同僚と話しているとき」(46.2%)が最も多く、次いで「1人でいるとき」(45.1%)、「旧友と会ったとき」(33.0%)と続いた。その他、自由回答では「弟の方が稼ぎがいい」(38歳)などの意見が集まった。

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モヤモヤに対して、適切に向き合い、乗り越えることができているか

 モヤモヤに対して、適切に向き合い、乗り越えることができているかという質問では「あまりできていない」(36.3%)、「全くできていない」(9.9%)を合わせた46.2%が適切な対処ができていなかった。

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