K-POPグループ「SEVENTEEN」が街中に 都市型コンサートプレイパーク「THE CITY」が閉幕:南海電鉄などが評価(1/2 ページ)
HYBE JAPANは、11月中旬より展開した「THE CITY(ザ・シティ)」プロジェクトが、盛況のうちに終わったことを発表した。
エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業であるHYBEの日本本社HYBE JAPAN(東京都港区)は、11月中旬より展開した「THE CITY(ザ・シティ)」プロジェクトが、盛況のうちに終わったことを発表した。同プロジェクトは13人組K-POPグループ「SEVENTEEN」が11月19日〜12月4日に大阪・東京・名古屋で開催したドームツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] - JAPAN」に合わせて展開したもの。
「THE CITY」は、コンサート開催前後に都市の随所でさまざまなイベントを開催し、ファンに新しい体験を提供する「都市型コンサートプレイパーク」だ。同プロジェクトは、4月に開かれたBTSの米ラスベガス公演、10月の2030釜山万博誘致祈願コンサートをした際にも展開。大きな反響を呼んだ。
今回は、初めてツアーに連動する形で大阪・東京・名古屋の3都市連続という同社によれば史上最大規模で開催したという。計25以上の企業・団体がプロジェクトに参加し、計46カ所で多くのプログラムを展開した。
SEVENTEENのツアータイトル「BE THE SUN」にちなみ、「SEVENTEENが太陽のようにまちとかがやく」をテーマに、ファンが各都市の魅力も楽しめる顧客体験を提供した。
大阪で開催した「SEVENTEEN BE THE SUN THE CITY OSAKA」では、大阪駅前地下道や南海なんば駅大階段など主要ランドマークをSEVENTEEN仕様に染めた。HYBE JAPANの調査によると、今回アーティストのビジュアルが掲出された大阪中心地の想定交通量は1日当たり計300万人で、期間中には2500万人を超えるほどだという。
南海電鉄の特急ラピートや、複合商業施設「HEP FIVE」の観覧車もSEVENTEEN仕様にラッピング。他にはない体験をファンに提供した。さらに、大阪の18スポットでデジタルスタンプラリーを実施した。体験したファンからは「大阪観光を楽しみながらSEVENTEENと思い出をつくることができて楽しかった」という声があがっている。
東京スカイツリーとコラボ
東京で開催した「SEVENTEEN BE THE SUN THE CITY TOKYO」では、東京スカイツリー(R)とコラボしたイベントを開催。会場内ではフォトスポットなどを体験でき、天望デッキの窓ガラスを巨大スクリーンに仕立てた「SKYTREE ROUND THEATER」(R)で、音楽とSEVENTEENの映像を楽しめるようにした。
さらに、ツアー開催期間の土日は、東京スカイツリーが「BE THE SUN」をテーマにしたオレンジと、SEVENTEENの公式カラーRose Quartz & Serenityを用いた特別演出のライティングによって東京のまちを明るく照らした。
名古屋で開催した「SEVENTEEN BE THE SUN THE CITY NAGOYA」では、オフライン写真展「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] PHOTO EXHIBITION in NAGOYA」を開催。約1万人以上が来場したという。
中心地の栄エリアでは「SEVENTEEN THE CITY」仕様のキッチンカーを登場させ、「Hisaya-odori Park」では夜にミストとレーザーを使用した幻想的なイルミネーション演出が行われた。
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