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2022年売れたものランキング 3位は「鎮暈剤(酔い止め)」、2位は「オートミール」、1位は?(2/3 ページ)
インテージは、小売店販売データをもとに「2022年、売れたものランキング」を発表した。
21年からどんな変化が? 脱マスクで化粧品に復活の兆し
21年の「売れたものランキング」と「販売苦戦ランキング」の上位10カテゴリーから、昨年との違いを比較した。
「オートミール」は昨年1位、今年も2位と続けて売れていた。一方、マスクで隠れる部分の化粧品は昨年は売れ行きが不調で、昨年の販売苦戦ランキングで3位に「ほほべに」、6位に「口紅」がランクインした。しかし今年は売れたものランキングの上位に入り、4位の「口紅」は145%、12位の「ほほべに」も114%と、外出増やマスク緩和などの影響などもあり復調の兆しが見え始めている。
同じように人々の外出機会増加がうかがえる商品は、今年売れたものランキング3位だった乗り物の酔い止めなどが入る「鎮暈剤(ちんうんざい)」だ。21年に比べ146%と大幅に販売金額を伸ばした。生活者の意識の変化や自治体などの旅行支援策もあり、外出や旅行が活況だったことが分かる結果となった。9位の「使い捨てカイロ」(123%)、11位の「日焼け・日焼け止め」(118%)なども外出増加で増える商品であり、withコロナへのシフトがうかがえる結果となった。
また、今年の15位には「サラダ油・天ぷら油」(113%)がランクインした。これは値上げに起因するもので、販売金額は10%以上も増加しているが、売り上げ容量は6%も落ちている。食品・日用雑貨の中で食用油は最も値上げが顕著な商品で、一般に使われている「キャノーラ油」の店頭販売価格は、今年10月の時点で本格的な値上がりが始まった20年平均と比べ1.8倍になっている。
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